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わい、言葉を覚える。

ちょっとづつ前進させていきます。

5/4加筆

ノックがなり誰かが入室してくる。

それは俺の世話役であるメイドだった。


俺に何かを喋りかけてくるが全く何を喋っているか分からないので適当にバブバブと言いながら愛想を振りまいておく。


しばらくすると哺乳瓶を口に持ってくるので、それをチュパチュパと飲む。


うん、ミルクだけど味はコーラだ。


味覚変化をしておいて良かった。

そう言えば転生してから初めての食事だけど腹が減る感覚が無かったなぁ……


『全てを超越せし者は食事を必要としません。』


おいっ!三大欲のうち2つが必要無いって……

それってもはや生物じゃないじゃんか!?


頼む!性欲だけは奪わないでくれ!

俺はあんなに嫌な事をされた神に祈った。


こうしている間にミルクを飲み終えるとメイドが俺とベッドに魔法を使い去っていった。


すると汗でベトベトになった洋服やオムツ、飛び散ったミルクが綺麗になっていた。


「おいリーザ!今メイドが使った魔法、なんか変じゃなかったか!?何か詠唱した後に魔法陣が出てたぜ?」


『あれはヒトが魔法を模倣しあみ出した術と呼ばれるものです。そしてメイドが使った術は神聖法術のクリーンと呼ばれ汚れを浄化する術なのです。アルデルシア様が使用している魔法は創世時代の原始魔法ですので発動方が違うのですよ。』


へぇ、クリーンかぁ。

便利な魔法だなぁ。


『もちろんアルデルシア様も似たような魔法を習得可能ですよ。』


「お、おう!そのうちな!」


コイツなんでも俺に身につけさせようとするなぁ……

そりゃ5年で色々詰め込まなきゃいけないから当然ちゃぁ当然なのかもな!

にしても原始の魔法か……随分と物騒な名前だな……

そんな事を考えながら俺はリーザに疑問をぶつけた。


「人前で原始の魔法は使わない方がいいよねぇ?」


原始の魔法とやらを軍事目的で利用されるのも面倒だし。

それに俺は地味に生きて行くつもりだから、あんまり目立ちたく無いのよね……


『大丈夫ですよ。そのうちアルデルシア様ですから、で片付けられるようになる未来がみえます。』


ひ、他人事だと思いやがって!泣くぞ!絶対泣くぞ!ほら泣くぞ!っと心の中で泣くのであった。


そうだ!そう言えばさっきメイドの言葉が理解出来なかったなぁ?

せっかくだから理解出来るように調整しておくか。


スキル【創造】を使用し、アビリティ【言語理解】を作成しました。


「よし、これでマキュリファウンスでの対人会話が可能だぜ!」

『いえ。いつものアレにより、あらゆる言語の読み書きも可能になりました。』


「おっ、ぉぅ。アレな。」


まぁ出来るに越したことは無いだろう。自分に言い聞かせる。



いつも有難う御座います。

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