わい、従者になる。(しつこ
世界樹に到着します。
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俺とファナはルシェルに乗って世界樹デュルカラーンへ向かっていた。
「ごめん折夫君。僕ではマナの濃度が濃すぎてこれ以上進めないよ。」
「分かった、ここで降ろしてくれ。お前は目立たないように馬にでも変身して森で待機しててくれ。」
「ごめんよぉ。」
「有難う御座います。ルシェル。」
俺とファナはデュルカラーン近くの森でおりた。
しばらく徒歩で進むと……
「貴様達!竜に乗って我々のドゥドゥベに何をしに来た!?」
長身+色白+トンガリ長耳=エルフ
状態異常=おこ+完全武装
これを全部足すと=面倒くさい。
「わたくしはエルファーナ・ティファルディア・マリアンヌ・レイムリファウンと申します。世界樹の巫女に用が御座いましてヒト里から参りました。どうぞおつなぎ下さい。」
自分から詳細に名乗るんか~い!
忘れてた、ここはツッコミの森だった。
完全記憶能力、仕事しろ!(多分違う)
「!!」
お、エルフの頭にビックリマークだ。
俺にはしっかり見えたぞ!
「失礼いたしました精霊神の愛娘。こちらに御座います。従者の方もこちらへ。」
「…………」
鋭いボケ過ぎてツッコミ損ねたぜ。
さすがツッコミの森。
俺達は……いや、ファナは世界樹の近くまで案内された。
すると見慣れた顔を2つ見つけた。
「あ、アルデンテ君じゃない!」
「おお、ドドンガも元気だった?」
「いや、両方ともボケるんか~い!」
やはりツッコミの巫女は健在であった。
「世界樹の巫女は貴方ですか?わたくしはエルファーナ・ティファルディア・マリアンヌ・レイムリファウンと申します。エレメントブレイクで苦しむ、アルデルシア様のお兄様を治癒する方法を探しに参りました。」
「貴方が精霊神の愛娘ですね。私はドドライナ・ミフォルティナと申します。貴方達が来ることは分かっておりました。こちらへお越し下さい。」
やはりファナが精霊神の愛娘だったか……
まあ、さっきのエルフが言ってたけどな。
俺達……いや、ファナは世界樹デュルカラーンへ案内された。(2回目)
「リーザ様、こちらに御座います。」
ミフォルティナはファナに向かい、リーザと呼んでいた…
そして案内のもと、ファナはデュルカラーンへと触れる。
俺が触れた時と同じく、辺りは金色に包まれ、ファナに膨大なマナが入り込んで行った。
「ふぅ。」
ファナは大きなため息をついた。
急なマナの濃度に倦怠感を感じているのであろう。
「アンディ、中で呼んでる。行こう。」
今回は従者じゃないですよね?(しつこい)
ファナがデュルカラーンに手を翳すと空間が歪んだ。
「さあ。」
俺はファナが差し出した手を握り空間の歪みへ入った。
いつも有難う御座います。




