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わい、ボコられる。。。

本日分2です。

「でぇ!俺のせいかよ……」


俺はヴィグスからティファの不機嫌の原因を聞いたがどうやら犯人は俺らしい……

やっ・ばっ・いっ・ぞぉおおおおおお〜!


っと、俺の中にいるリトルアルデルシアが、どこかの少年料理漫画に出てくる王様のモノマネを全力でしていた。


「万人に優しいバーン様、如何なさいましたか?」


ぐっ!

完全にキレてるじゃないか!

ま、まさか……

冗談でプリンちゃんに「オッパイ見せて」って言った事がバレたんじゃないだろうな?


いや……それにしては怒り過ぎのような……はっ!まさか!?


冗談が通じずにプリンちゃんが鎧を脱ぎ始めたから、さらなる冗談で「今は忙しいから今度、二人きりの時に見せてくれ」ってのを言ったんじゃねぇだろうな!?


だ、だだだだだだだとしたら、アルデルシア・ヴェルクハイブさん終了のお知らせじゃないんすか!?

_:(´ཀ`」 ∠):


ついこの間、ティファちゃんのご機嫌をとったのにどうしてこんな事になるんだぁああ!


いや、誤解だ!

話せばきっと分かる!

分かるはずだ!


俺はティファに誤解を解こうと立ち上がる。


すると、ティファは俺に満面の笑みで言った。


「あらぁ?いつ貴方に立って良いと許可をだしましたか?」


が、発せられるオーラは先程までいた宇宙よりも黒く、その声は絶対零度よりも冷たかった。


「違う……違うんだティファ……」


俺は正座をしながら背筋をピンと伸ばして声を絞り出した。


「何が違うのですか?シェルと二人で『ナニ』をするつもりだったんでしょうか?ついこの間、私と婚約したばかりだと言うのに!そんなに私よりオッパイが大事ですか!」


「そ、それは……」


ぐっ!

ヤッパリあの件じゃねぇか!

一体誰がチクリやがった!?

って、犯人はプリンちゃん以外いる訳ねぇか。。。


「ごもったという事は、私よりもオッパイが大事だという事になりますがよろしいでしょうか!」


「違う、違うんだ…あれは冗談なんだ……その場をなごます冗談だったんだよ…」


「冗談?冗談で私の友人にセクハラするとは何事ですか!シェルは本気にしていますよ!」


「おや?アレは冗談なのか?太陽の子。俺を妾にしてくれるんじゃないのか?」


プ、プリンちゃん……

なんたる爆弾を放り込んでくるんだ!

言って良い事と悪い事の判別がつかないんだね!

何とピュアな…そしていつ見ても綺麗でデカイオッパイ。。。


ティファが許してくれるなら側室にしたいぉ……


「ち、違うってアレは……妾にしてくれとか言っちゃダメだよプリ…シェルドラン……」


「ああファナさん!アルデルシア様がまたシェルの胸をイヤらしい顔でみましたよ!」


「み、見てねぇよ……」


この腐れエルフ、後でブッ殺す!


「見てたな。」


おいテメェ!ティファの従者なら火に油を注ぐんじゃねぇ!


「見ていたのぅ。」


このチビ!頭小突いてさらに縦幅縮めてやんぞ!


「やれやれ、アタシは関わり合いたくないね。」


もっと忍んでおけ!このくノ一!


ってか、なんだこの連携攻撃わ!

付け入る隙がねぇぞ……



「大体バーンは……」


「アルデルシア様って」


「この………」


俺はその後、ヴァルディバラム達が戻ってくるまで女性陣から100コンボ近い連携攻撃をくらい、精神に深いダメージを負うのであった。。。





休憩はこの程度にして次話から本編へ戻ります。

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