俺様、武者震いをする。
更新します
デイアラガスのジェフォリュでの呼び名を変更しました。
「んま〜大体分かったよ。お前は俺様の本当の親父で、ここに呼び寄せたって事で良いんだな?」
「そう言う事だね。うん、ズバリそうだ。」
「けどよう、俺様は今取り込み中だったんだけど?」
俺様は少しだけ殺気を込める。
唯一の友と言っても過言ではない、アンディのピンチだったのだ。
これには俺様も腹を立てている。
「ああゴメン、ゴメン!マキュレストの事だよね?」
「んん…アンディな。」
「そうそう、ヒトが付けた名前ではそう言ってたね。マキュレストは大丈夫だから心配しないで。」
「何でんな事が分かんだ?」
ハッキリ言ってあの時のアンディは誰が見ても絶体絶命のピンチだった……
「それは兄さんが創ったシナリオ通りだからさ。」
「ヴァルディバラムの……シナリオ?」
俺様は復唱し聞き返した。
「そうそう、あそこにディアラガスがいる事がイレギュラーでさ、あのままいたら神王達を細切れにしちゃってたでしょ?」
「間違いねえな。」
あんな戦力だったら俺一人いれば余裕で殲滅できたからな。
「でしょ?だから僕が慌て深海へ連れて来たって訳。じゃないとマキュレストはこれから来るであろう試練に向えないだろ?」
「ん〜よく分からねえが、アンディの為って訳か。」
「うん、兄さんの為であり、マキュレストの為であり、マキュリファウンスの為であり、セリュニガランの為だね。まあ全てはセリュニガランを救う為……だろうか?」
「あぁあぁ待て、情報量が多くてパンクしそうだ。セリュニガランってのは何だ?」
聞いても分からんかもしれんが、一応質問してみる事にした。
「宇宙。僕らの父、セリュニガラン•ジェフォリュが創造した果てしない宇宙の事だよ。」
「何だかスケールが大き過ぎて余計に分からなくなったぞ。。。」
質問しなけりゃ良かったな。。。
「とにかくセリュニガランにある生命体がいる星はマキュリファウンスしかなくて、僕達の兄弟はそれを狙っているって訳。」
「ますます分からんな。そのお前の兄弟がマキュリファウンスを狙っているならぶっ殺せば良いだけじゃねえのか?」
単純な事じゃねえのか?
「うわ!ディアラガスは物騒な発想をするね〜!けどそれじゃダメだよ。セリュニガランを守る者がいなくなるからね。今は父さんが何とか一人でセリュニガランを切り盛りしているけど、それも時間の問題なんだ。だから兄弟達でさっさと持ち場に戻さなきゃいけないんだけど……1億年近く封印しちゃったから結構な非常事態なんだよね!」
宇宙のピンチですよ、って事か?
話しを聞けば聞くほど分からんくなっていくわ。。。
「まあ聞いても良く分かんねな。っで俺は何の為にここへ呼ばれたんだ?」
「ハハハ、ディアラガスはシンプルで良いね!ズバリ、ここで修練を積んで強くなってもらって兄弟達を説得するだけの力をつけて欲しい。」
「ああ?俺様より強ええのか!?」
俺様はドキっとした。
俺様より強い奴なんてアンディ以外に出会った事が無かったからだ。
「ハッキリ言って今のデイアラガスでは勝てないね。もう一つ言うなら今のマキュレストでもだ。」
「ま、まじかよ……」
俺は震えた。
「ん?怖い?」
「何言ってんだよ……楽しみ以外に何があるんだよ…武者震いが止まんねえよ!お前こそ出来るのかよ!この俺様をこれ以上強くする事がよう!」
「ハッハッハ、さすがは超絶者だ。もちろん出来る!兄さん達が創った全てを超越せし者マキュレストを超えるんだ!」
「何だ?その超絶者ってのは?随分と物騒な呼び方だな。」
絶対を超える者ってか?
「超絶者、僕達ジェフォリュの言葉でディアラガスって呼んでいるよ。」
「ああ、俺様の名前か。」
「そうだディアラガス。これからマキュレストは100年の眠りにつく!その間に僕が力の使い方を教えれば絶対マキュレストを倒せる!さあ行くよ!」
「おぶぅ!?」
おう!っとカッコ良く返事をしたつもりが、上からレオンとミナミが急に降って来た為、俺様は押しつぶされ上手く返事が出来なかった……
PVがえらい事になっていてビックリしました!
モチベーションが上がったのでつい更新してしまいました。




