わい、皆に一言もの申す。
更新します。
「おう、全員いるな?」
「……ミナミとディース、レオンパルドンがいませんが。」
「ああ、アイツらなら大丈夫だって。俺を信じろ。」
俺はティファを安心させるように肩に手をポンと置く。
「だと良いのですが……」
ティファは不安そうな表情を浮かべているが、俺は出発前にやり残しがないよう話しを切り替えた。
「まぁ、とりあえずはいるメンバーで神王達にケジメをつけに行こうや。そういやぁレイ、ルドルフとドドライナの事を何か言ってたな。」
「いえ、もう心配していません。兄さんの態度やルイデンリッフィの反応を見ている限り、もうあの様な間違いは起きぬと確信できました。兄さんが許している事に対し、俺なんかがとやかく言うつもりもないですし、真に復讐すべき相手は神王だと思っていますので。」
「流石は俺の可愛い弟、良く分かっているじゃねぇか。それが正解だ。」
俺は双子の弟をグッと抱きしめる。
「チビのぢゃ、お前は?」
「ふん、妾はそのような俗な事に興味などないわい。さっさと終わらせて魔法の研究に没頭したいからのぅ。」
「良い答えだ。」
「以前も確認したがもう一度聞くぞ?他の奴らもこの件に関して物言いはもうないな?」
この件とは100年前に起こったルドルフとツッコミの巫女の裏切りの事だ。
裏切りの理由を知る者もいれば、知らない者もいるが、結局全員が異論がない事で頷いた。
次に俺は頭上に浮かんでいるデュルカラーンを見ながら全員に向け話す事にした。
「未来……そう、俺達の未来を勝ち取りに行こう。」
「急にどうしたんですか?」
ドドライナは少し微笑みながら俺に尋ねた。
「おう、この100年、俺はずっと寝てた。」
「ガッハッハッハ!主人は眠るのも豪快ですなあ!」
「全くだ!」
ゲルドランとプリンちゃんは豪快に笑いながら楽しそうに話しを聞いている。
「その間、ヒト……いや、生ける者達は絶滅の危機に瀕している。そんな者達を放っておいてなにが神だ、なにが神王だ。困っている者達を救えない明るい未来も想像出来ないような世界を創るような奴らに、俺達の未来、俺達の舵を任せる訳にはいかねぇだろ?」
「とうとうアルデルシア様は神々にとって変わられるのですね!」
「ふん、アルデルシア様は我が主、ファナ様の愛するお方だぞ。神々を超えて当然だ!」
おいおいそこの聖者共、物騒な思想をするんじゃない。。。
「俺はよう、100年前に思い描いていた続きを見てぇだけなんだ。皆んなが笑って平凡に暮していける当たり前の日常を、それを勝ち取りに行きてぇだけなんだ。」
「へ、平凡!?」
あ?なんか言いたげだなヴィグス?
「だからよ、今回も俺に力を貸してくれ、頼む。」
「そうですね。これが終わったら責任、とってくれるんでしょ?バーン。」
「お、おう……」
急なティファのプライベートモードに俺は顔が真っ赤になる。
その俺の表情を皆は見逃さず、ヒューヒューと揶揄われるが悪い気はしない。
「って事でデュルカラーンに乗り込むぞ。準備は良いな!テメェら!」
「「「「「「「はい!・おう!」」」」」」」
全員から精一杯の返事が返って来たところで、俺達は決戦の地、デュルカラーンへと転移した。
次回から2章のクライマックスに突入します。
できれば2章を11月中に書き終え、年末までに3章の準備ができればと考えております。
(構想と願望。。。)




