わい、仕返しを始める。
眠れないので更新。
「ユフォ!ユフォ!しっかりなさい!ユフォ!」
「うぅ……お、お逃げ下さい……ファナ様……あれは我々に手に負えるものでは御座いません……私をおいて撤退を……」
「大丈夫です、いま癒しますから。戦いはバーンに任せておけば大丈夫ですから。」
「……いえ……白を手にし……我々を武器としたウヴァヌスは……如何に太陽の王子でも……」
そこでユーフォルビアは意識を失った。
俺がジジイだけをぶん殴るとユーフォルビアとジジイが分離し、翼を生やした身長5mはあろかという巨大な老人が姿を表したって訳だ。
そしてティファとユーフォルビアの会話の最中も俺はジジイと対面していた。
「ようやくお出ましか。羽虫の王様がよう。」
「悪魔め!貴様一体何をした!」
「え?今の殴って良いながれじゃねぇのか?」
「愚か者!そうではないわい!何故実体の無いワシに触れる事が出来たのか聞いておる!」
「???」
俺はジジイの言うことが理解出来ず首を傾げた。
ま、ありのままを言ってやるか。
「いやいや、俺からジジイは丸見えだったし、普通にぶん殴れたぞ?そう言やぁイグハヌの時もそうだったろ?本当に天上神も学習能力がねぇなぁ。恥ずかしいから真の神王……じゃねぇなぁ……神とか名乗るのやめれば?」
「何を貴様!」
「あれれ?神々は物事に一喜一憂しないんじゃねぇのかな?あ、ただの巨大羽ありジジイだったかwケッケッケw」
さぁ、楽しい仕返しの時間だぜ。
「チッ!逆上せ上がりおって!」
「逆上せ上がるもなにも、オメェ如きがこの俺に傷つけられる可能性なんて、蟻一匹が竜に勝つより難しいぜ?」
「ふはははば!」
おっ!笑い方が変わった!
フォッフォッフォから支配者みたいで格好良い高笑いになっちまったじゃねぇか!
あまりにも追いつめられてプッツンきたか??
「マキュレストよ、マキュリファウンスを支配しようと考えているワシがお前のような怪物が現れる事を想定していないとでも思っておるのか?」
「ま、今までのマヌケなテメェを見てる限りじゃ思えんわなぁ。耄碌ジジイ。」
「ふん、いっておけ。ワシら神王の真の力を見せてくれるわ!いでよ!肉より創造されし武具!白の神衣よ!」
うお!格好良い!シロのカムイだってよ!
冗談はさておき、やっとこさ目標物が出て来やがった。
さ、あとは適度にストレスを与えて終わらせるか。
「うぉーなんてちからだー。(棒読み)」
「まだまだこんなものではないぞマキュレスト!最強の鎧である白の神衣に加え……最強の剣と盾も用意した!いでよ……ダルアードソード!メシェルシールド!」
「あぁ!ユフォ!ルイデンリッフィ!」
ウヴァヌスが召喚術を完成させると同時に、ルドルフとユーフォルビアがウヴァヌスの前に姿を表しそれぞれが剣と盾へと変化した。
なるほどねぇ。
この二人を武具として育てて来たって訳か……
何処までも外道だなウヴァヌス。
「フハハハハ!これで貴様らを葬る準備が整ったわい!お前達も我が力へ変えてやる!ぬん!」
「ほぃ。」
「へ?」
自信まんまんに振り下ろされたウヴァヌスの剣を俺は人差し指一本で優しく受け止めてやった。
このマヌケなツラを写真に保存出来ないのが残念だぜ……
お休みなさい。




