わい、真地獄門へ行く。
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俺はシンテンジの本殿に来ていた。
「アルデルシア、地獄50門を突破し戻りました。」
「うむ、見事じゃ。」
どうやらディーアはまだ来ていないらしい。
「ソツギョウショウショを頂けますか?」
「よろしい…が……」
「何かありますか?」
武神ハヤトは語る……
「実はまだ誰も突破できておらぬ修行があってのう。神が封印されておる真地獄門じゃ。」
「真……地獄門?」
「そうじゃ。神を救うべく勇者は真地獄門に挑んだのじゃが突破できんかった。そして真地獄門を突破する後継者を探す為、地獄50門を制作したと言われておる。しかし真地獄門は誰も突破出来ず裏地獄門として封印され、そして地獄50門は表向きは鬼と戦う為の修行場となったのじゃ。」
「そのまま封印しておくのがよろしいのでは?」
素直に思った。
「神は火竜ブラド・バンド・ブラッドを抱え、自身ごと封印し休眠させておる。しかもその封印は300年の間で風前の灯火となっておる。休眠しておるブラド・バンド・ブラッドを倒さねばヒノモトにある火山が全て噴火し、ヒノモトは滅びるであろう。」
なるほど。
火竜は恐らく竜王で間違いない。
であれば倒してオーブを回収しなければ……
「分かりました。自分でよろしければ行きます。」
「そうか……すまん。それでは封印の間へ。」
俺は封印の間から真地獄門をくぐった……
「外海より来たりし太陽の子。火竜の王を打ち倒しヒノモトを救うであろう……予言通りであれば、あやつが……」
真地獄門の中はダンジョンだった。
明かりもなく真闇だけが広がり不気味だった。
俺は魔法で光を出し進む事にした。
すると……
「ギャァギャ」
魔物と魔物が合体したような悍ましい物が襲ってきた。
「何だコイツは……」
神の眼で覗く
魔族:魔族吸収により生物を取り込み自らの力とする者
「やべぇヤツだな。」
俺は太陽の剣を具現化し一刀両断にする。
これは先が思いやられるな……
俺は慎重に進む。
1階層こそ魔族やゾンビなどの闇属性の魔物が多かったが、下層に行くと蒸し暑くなり火属性の魔物が大半を占めた。
そして9階層に思わぬ敵が現れる。
お、俺?
全裸だが俺と全く同じ容姿の者が立っていた。
するとソイツは突然襲ってきた。
「ぐっは!」
俺は吹き飛ばされ大きなダメージを負う。
すぐに魔法の追撃がくるが右手で払う
爆風がおさまらぬ中、どす黒い剣で斬り掛かってくる。
「チッ!」
俺は太陽の剣で受け止めるが、先手を取られ圧倒的不利となる。
力を封印したままじゃ勝てない!
「スキル:ステータス操作!魔力・力を全開放!」
俺は数年ぶりにステータスを解放した。
「うらぁあ!」
相手を蹴っ飛ばし間合いを取る。
相手と戦って分かった事は俺のステータスを完全にコピーされていた事だ。
何時間も斬り合っているが全く決着がつかない。
有利である点と言えば剣だけだった。
恐らく神器だけはコピー出来なかったのであろう。
しかし、この後に絶望感が俺を襲う……
もう一体、俺と同じ容姿の何かが加勢に来たのであった……
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