わい、拷問する2
本日分です。
いったんティファの事は保留にしよう。
一晩中考えたけど答えは…いや、解決の糸口すら掴めなかったからだ。
まずは目の前の事からだ。
そんな事を考えながらも俺は地下牢に向かった。
「おうおう、こりゃ大量に捕まえたな。」
「僕もドドライナも結構頑張りましたからね。」
100名程が収容出来るヴェルコニアの牢屋には、許容範囲を大幅に超える天使(?)が押し寿司のように詰め込めれていた。
遠くから眺めていると脱獄をしようと努力をしているが、そこは俺の創作した牢獄だ。
魔力は霧散し本来の力の1,000分の1も出せないように設計してある。
すると、牢獄にいる天使のリーダーらしき人物がこちらに向かい怒号をあびせてきた。
「卑怯だぞヒトよ!何がマキュレストが帰ってきただ!そんな訳のわからん事を言い、我々を撹乱させるとは!解すにも程があるぞ!」
「え、ぇぇ……じゃ、じゃあアルデルシア・ヴェルクハイブが戻ってきたと言えば分かるか?」
「しるか!!」
「え、ぇぇ……」
やっぱり俺ってばマイナーな存在なんだなぁ。。。
俺は精神的なダメージをくらいながら本題へと突入した。
「ま、まぁ良いや。で、お前らは何処から来た?ウヴァヌスは何処にいる?」
「ふん、そんな事を貴様に話す道理などないわい。」
「ほぅほぅ、チミィ……自分の立場ってものが分かっていないようだね……ヴィグス君。」
「はい!」
「君、もの凄い臭いの精霊と契約したと聞いたが?」
「え!?アルデルシア様!アレを使用するつもりですか!?」
「うむ。そこの天使のリーダーが断固拒否するんだ。致し方ないだろうねぇ……」
「き、貴様!なななな、何をするつもりだ!!」
「おっと、そんな事をチミに話す道理はないよ。分かる?業界用語でブーメランっていうの。」
「ばばばば、バカな!!ヒト如きが我々天使にそんな事をして良い訳ないだろ!!」
「ギャ〜ハッハッハ!聞こえな〜い。それに天使達の耐久性も気になるなぁ。俺の攻撃にどれくらい耐えれるのかなぁ。ほい!」
俺は天使から取り上げた武器の中でも激しく聖気を放っていた名剣を目の前で砕いてやった。
すると天使達は一気に静かになった……
しかし静寂が支配する中で一匹の天使がポツリと呟くと、波紋が広がるように天使達はざわめき始めた。
「闘天神ジェルゴ様から頂戴した宝剣イェイドが砕け散っただと……」
「な、何者なんだアイツは!?」
「アルデルシア・ヴェルクハイブと言っていたぞ。」
「まさかあの大いなる母を殺害した史上最低の悪魔ではないか!?」
「ば、バカな!奴はダルアード様に滅されたはず!」
「どどど、どうすればいい!!」
天使が混乱し始めたところで俺は奴らの心を折る事にした。
「よし、ヴィグスやれ。こっちには結界をはったからその線から放て。」
「畏まりましたアルデルシア様。」
「ま、待て!貴様!な、何をするつもりだ!」
「無視しろ。そのままやってやれ。」
「精霊ブルモブよ!腐臭の風を起こし、その臭いをときはなて!」
ヴィグスがブルモブと言う腐敗を司る精霊を召喚し、悪臭を放った。
牢獄の密閉された空間かつ、汚物も処理していないこの場は信じられない程の悪臭を放った。
「ぶぉおお!ぐっぐるじぃいい!」
「だれが!じょうがだ!じょうがをじろ!」
「ダメでず!聖気が霧散じでじまい、ぶぉろろろろ………」
「ぐ、ぐざい!じじぬぅうう!」
天使達はあまりの悪臭に大パニックだ。
「ギャァ〜ハッハッハ。大丈夫!大丈夫!天使は不死の存在なんだろ?不死殺しの魔法じゃねぇから死なねぇよw」
「び、びれずなぁあ!」
「ああぁ?聞えねぇなぁ?」
「卑劣といだっんだ!!」
「そうだよ、俺は何処までいっても敵と認識した者に対して容赦はしねぇ。俺は別に善人じゃねぇからなぁ。んじゃヴィグス、このままにしてウヴァヌスを探しに行くか。」
「そ、そうですね!(こ、この方は絶対敵に回してはいけない……)」
「ま、までぇ……う、ウヴァヌス様は……」
「天上神界だろ?恐らく入口はジョヌラーダ付近だ。」
「ぎ、ぎざま……じっでいで……」
「当然だ。俺には龍脈の力があるからな。聖気があれだけ異常に放出されていれば嫌でも気付くっての。」
「でば、だずげでぐれるのが!?」
「ダメだね。そう言って助けを求めてきたヒトをテメェらは何人殺してきたんだ?」
「ぐ、ぞ、ぞれば…」
「暫くそこで苦しんでいろ。お前らの待遇はウヴァヌスの出方次第だ。」
「ぞ、ぞんなぁ……」
そして俺達は天使達を放置し、ジョヌラーダへ向かった。
アルデルシアの反撃が始まります。
更新につきましては出来る時にやろうと思います。




