わい、修行に出る。
ハードモード開始です。
5/5修正
帰りは快適だった。
木製のタイヤをゴム製に変え、サスペンションを取付けて振動を激減させてやった。
更に魔法で軽量化させたソファーを積み込んで車内を快適にし、加速と回復を定期的かける魔導具を馬に取付ける事によって劇的に移動スピードが上がた。
そのお陰もあり、1日でヴェルコニアに到着した。
「たっだいまー!」
「お帰りなさいませアルデルシア様。」
「あ、不敬罪!」
「なんでっすか!?」
門番のマルクスが出迎えてくれた。
少し駄弁り謁見の間へ向かう。
「戻ったかバーン。」
「ただいま。久々の我が家は良いねぇ。」
「まっ、すぐに出発だけどな。」
レムリア滞在後にヒノモトに向かう事は分かっていた。
俺の計算が正しければ出発は一週間後。
それまでに情報収集が必要だ!
「っで、俺が向かうヒノモトってどんな国なんだ?」
「極東にある島国で鬼神が支配していた国であったが、1,000年前に勇者が降りたってから鬼神が討伐されヒトが生活するようになったと言われている。」
勇者が興した国か……嫌な予感しかしない。
「ヒノモトにはサムライ、ニンジャ、カラテカなど特有の職業をもつ者がいるらしい。」
うわぁあああ!予感的中ぅー。
その勇者って絶対に日本人じゃねか?
「その勇者が神の怒りを買ったらしく、勇者を喰らおうとする巨大な水竜が竜の神より使わされたとか。しかも、その水竜がヒノモトをの周りを高速で泳いでおり、超巨大な海流が発生している事から、島には入れるが、出るのは不可能に近いらしい。まあ勇者はとっくに死んでるけどな。」
帰ってくんなって事ですか!
「まあ外から船で迎えに行って、そこまで魔術で飛べば良いんだけどな。お前なら帰ってこれるだろ?」
まぁ転移でも良いしな。
「ヒノモトは鎖国中なんだが知り合いがいてな。紹介状を書いてやったから、シンテンジのハヤト・ブランバルドって奴を訪ねていけ。」
ヒントすくな!さっそく難易度ベリーハードかよ!
「とにかく、そいつの元で10年修行してソツギョウショウショとやらをもらってヴェルコニアに帰ってこい。」
「結構難しいなぁ。」
「ちなみにヒノモトは猛者が多く修羅を育てる国なんて言われている。」
お、恐ろしい……今までイージーモードで生きていた俺にはキツすぎる!
「拒否権はない、明日出発だ。」
「え!あと7日あるんじゃ」
「東の大国ネルビクから船に乗るんだ。ここから6日はかかる。」
お、鬼だ。まぁ鬼の国に行くんですけどね……
次の日、俺は馬車に乗りネルビク王国のオルラヌヌと言う港街を目指す。
本来であれば、騎士団が護衛にあたるのだが、他国に王族がゾロゾロと移動するのは挑発行為にあたるらしく、従者が一人だけいるだけだ。
6日後、オルラヌヌに到着した。
従者は船を手配し、そそくさ帰っていく。
親父から余計に手を貸すことをが無いように釘を刺されていたので、致し方ないと思う。
くぅ、街をみてまわりたい。。。
「あんちゃんか?ヒノモト行きの船に乗りてえのは?」
船長だろうか?俺に話しかけてくる。
「ああ。すぐにでも出発したい。」
「じゃあそれに乗れや。」
ん?これは小舟?ねぇ小舟だよねぇ?
大事な事なので2度いいました。
「これ?」
「それ以外にどこに船があんだ。」
「ですよね!」
俺は渋々船に乗り込む。
「海流まで押してやっから。海流に乗っていけば後は勝手につくからよ。」
えー!そんな雑な感じですか!?
「んじゃ、いってこーい!」
ぐんと船が前進すると、海流にのって物凄い勢いで船が前進した。
「ぎゃああああーす!ハードモードォオオオ!」
一時間ほど前進すると俺は船ごと砂浜に打ち上げられたのであった……
いつも有難う御座います。




