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迫る混沌の影9

書くのに2時間半掛かってしまいました……

5/26修正

例の如く火竜王が輝き力の球体となり、私の中へと吸い込まれていった。


「あ、アンタおっとりした顔してすごいじゃないか!」


ミナミさんが駆け寄ってくる。


「顔は関係ないと思いますよ!」


私はティナのツッコミに同意だった。


「アンタは救国の英雄だよ!私達ニンジャの里に案内するからきておくれよ!」

「いえ、私達は……」

「ニンジャだって!?あっ…し、失礼した……」


以外な人物が食いついた。


「うふふ、ユフォが行きたいみたいですね。少しくらい寄り道しても良いじゃないですかね。ファナさん♪私も少しくらい観光したいです。」

「そ、そんな事ないぞ!」

「はいはい、ユフォはツンデレちゃんなんですね。私はどっちでも良いんですよ?」

「ぐぬぬ!」


混沌の力を使った後で心身共に消耗していた私はその意見に甘える事にした。


「そうですね。ではミナミさん。案内をお願いいたします。」

「そう来なくっちゃ!」


……が、ニンジャの里は思った以上に遠かった……

「おい、ミナミ。もう一時間歩いているが?」

さすがユフォ……言いにくい事をサラリと聞いてくれた。


「ん?あと3日くらい歩くよ。」

「でぇええ!聞いてないですぅ!」


ティナがお約束のリアクションをする。


「あっはっは。だって言ったら来てくれないだろ?」


どうやら確信犯のようだ……


「ぶぅう!このモフモフぅう!」

「まぁまぁ。ルシェルにお願いしましょう。」

「は!その手があったか!」


二人の表情がパッと明るくなる。


「どぅわ!なんだいこのおめでたい色の竜は!」


初対面のミナミさんはルシェルの姿に驚いているようだ。


「おめでたい色なんて初めて言われたよ。」

「しゃしゃしゃ、しゃべった!これも竜王かい!?」

「先ほど話題に出てきた私のフィアンセのペットです。」

「アルデルシア・ヴェルクハイブかい?ペットまで規格外だね……」

「そこは否定できませんね……」



こうして私達はニンジャの里へ到着した。

ルシェルが来た事により里が騒ぎになった事は言うまでもないですかね……


「紹介するよ。私を拾ってここまで育ててくれた頭領のタイゾウ・ムラサキだ。頭領、こちらが火竜王と水竜王をうち倒したエルファーナ様です。」

「ミラルド大陸にあるレイムリファウンという国から参りましたエルファーナ・レイムリファウンと申します。」

「ミラルド大陸だって!?アルデルシア・ヴェルクハイブとかいうヴェルクハイブ家の三男を知っているかい?」


またこの質問かぁ……と困っているとミナミさんが助け船を出してくれる。


「ヨーコ姉ちゃん。このヒトはそのアルデルシア・ヴェルクハイブのフィアンセなんだってさ。」

「おぉ!それじゃぁ竜王を倒した事も納得できるね!あの子はヒノモトじゃ伝説扱いだからね。」


どうやらバーンの名前はヒノモトではパワーワード化しているようだ……


「これお前ら、客人に失礼であろう。」


ニンジャの頭領が最もな事を言う。


「してお主達はなぜヒノモトに来られたのじゃ?」

「私達はマキュリファウンスの各地で起こっている竜脈の乱れを正しに参りました。」

「ふむ、では火と水が正常化させたのはお主達か?」

「ええ。」

「……言い伝え通りとなるとは……」


そう返すと頭領は目をつぶり間を明け会話を続ける。


「世界に混沌が甦る時、混沌を鎮めるは精霊神の愛娘、この地に獣神王の子を迎えに来るであろう……

ワシが頭領になったときに口伝された言い伝えじゃ。この子を拾った時にまさかとは思ったが……」

「その伝承にあるのはファナ様とミナミの事か?」


ユフォが確認の為に頭領に問いかける。


「さようであろうな。ミナミ、この方とご一緒しマキュリファウンスの混沌を鎮めてくるのじゃ。」

「承知いたしました頭領。必ずや成し遂げます!」

「エルファーナ様、この子をお願いいたします。」

「私からもお願いいたします!」


ミナミは自分を拾ってくれたムラサキ家にずっと貢献してきたのであろう。

頭領とヨーコさんは土下座をし、私に懇願してきた。


「頭を上げて下さい。私こそ心強い味方が増えて頼もしい限りで御座います。」


こして私達の旅に新たな仲間であるミナミが加わった。



いつものように月曜の更新ラッシュ

はーじまーるよー!

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