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アイリーンの浄化

昼休み更新です。


遡る事10日ほど前


「何者だ!」

「ウヴァヌスの子とでも言っておきます。」

「俺達はヒトに危害をくわえていないし、これからもくわえるつもりも無い!」

「魔神……いや魔族の存在だけでヒトは安心して眠れないのです。罪がどうとか!」


私は目の前の魔神を斬った。


「……問題では無いのですよ。」


私、ルイデンリッフィ・ダルアード・カラミティスはアルデルシア様に留守を任された。

任務はブランガルドの防衛であったが私はアイリーン大陸の民の事を考え、魔神を大陸から殲滅する事にした。


とくにビケルドとゼケルドは原始の魔神である。

あの2体を倒さねば新たな魔神が産まれアイリーンは再び暗黒が支配する大陸になってしまう。


そう考えた私は魔神狩りを始めた。


しかし、ここである疑問が生じる。


魔神とは魔族の神であり不死の存在なのだがアイリーン大陸で出会う魔神はヒト未満の弱者ばかりだ。


試しに通常の剣で斬ると傷つ一つ付かなかった事から、相手が魔神である事には違い無いのだが……


アルデルシア様が闇を払ったのが大きな要因なのであろうか?


私が以前ダンジョンで遭遇した魔神は父ロヴェヌよりも強力な魔力を持っていた……

あの魔神が突出して強かっただけなのか?

疑問は深まる……


だが私はそんな疑問を心の奥にしまい魔神狩りを続けた。


そして、虱潰しにアイリーン大陸を捜索した結果、ついにビケルドとゼケルドを発見した。


「貴方はたしか……」

「ダンジョンで会ったな。」

「ほう、其方の知り合いか。」

「俺がヴェヌの命令でロヴェヌを喰おうとダンジョンに網をはっていた時にな。っで、何の用だ。」


どうやらハインラッドのダンジョンで遭遇した魔神がビケルドだったようだ。


「お命を頂戴しに参りました。」

「カッカッカッカ。ビケルドよ、面白い知り合いがおるのう!」

「ふっ、神器を失ったからと言って弱ったと勘違いしているのか?良いぜ…来いよ……既に力は充電済み……」


私はビケルドが話している隙をつき、天覇の剣でゼケルドの首を刎ねた。


「卑怯な!」

「魔神相手に卑怯も無いでしょう。では……」

「ギャァアア!!」

2体の原始の魔神を斬ったが、念の為に聖気で完全に消滅させた。


「ふぅ。これで良しよっと……アルデルシア様は優しいですからね。貴方達のような外道も害が無ければ生かしておくのでしょうがそれはウヴァヌス様が許しません。ウヴァヌス様は絶対神であり、その他は総じて下僕!ウヴァヌス様の世界に貴様達のような汚れた存在はいらないのですよ。」


こうしてアイリーンの浄化が完了した。


「混沌の竜を倒し終えたらマキュリファウンスを浄化しないといけないですね……」



昨日も大量の誤字報告を頂きました!

有難う御座います!

こんなものなんぼあっても良いですからね!

(誤字をなくす努力をいたします。申し訳御座いません。)

5/25修正

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