わい、竜脈とやらを観察してみる。
更新します。
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「へぇ、どう教えてくれるんだい?」
「お代はお主の神器じゃ。」
威圧はしてくるが仕掛けてこない。
しかし、何か大きな力を練っている事は分かる。
地中深くにあるエネルギーの塊を体内に取り込んでいるようだ。
「カッカッカ、ではいくぞ……」
時間を与えてやったんだ。竜脈とやらの威力をじっくりと見せてもらわねぇとな。
「いでよ!真神器!氷の刃!」
神器が具現化されゼケルドの攻撃が始まる。
「氷槍万連撃!」
無数の氷の槍が俺を襲う。
俺は全ての攻撃回避し体勢を立て直す。
「ほう、やるではないか。ではこれはどうかな?絶対零度!」
空間が凍りつき俺の動きも止められる。
「死ね!瞬氷斬!」
ドッゴーンと大きな音がし
俺はゼケルドの攻撃を正面からもろにくらった。
……が、もちろん俺は無傷だ。
「な、何!?」
「で、竜脈っていつ使うの?全く痛くないけど?」
ゼケルドの攻撃はハッキリ言って他のオーブ持ちの竜達と大して変わらなかったと言うのが俺の感想だ。
「おのれぇ!」
ゼケルドは次々と攻撃を仕掛けてくるが俺は適当に撃たれながら話し始める。
「おい、アンタだろ?竜の匂いがプンプンするぜ。暗黒竜ビケルドさんよ。」
俺がそう言うとゼケルドは攻撃を止めガタガタと震え出した。
先程から一万の魔神の中に闇の力が異常に高い者がいるのを感じ取っていたのでカマをかけたのだ。
「ガッハッハ、オメェ分かるんか!本当にヒトはもしれえ!」
「けっ、お前にも質問だ。なぜ女王に手を出した?しかもわざわざ手の込んだ方法で。」
これだけの兵力があればブランガルドなど一瞬で消滅させられる……いやマキュリファウンスを制圧できる程の兵力だ。
「違うな。ヒトの観察だ。」
「観察?」
「ヴァルディヴァラムは無限の可能性を信じ、寿命の短いヒトを創造した。その理由が知りたくて日々観察しているのさ。」
「成果はあったかい?」
「あったさ。先程も言ったがヒトは他種族に対して寿命が短い。だから生きる為に己の欲に忠実だ。そして恐ろしい速度で成長する。研究をすればするほど自分達に足りない物を教えてくれる。それがヒトだ。」
「ほぅ。」
「この一万の魔神だってヒトの繁殖をヒントにゼケルドと作ったんだ。」
とんだゲス野郎だな。
イライラしてきたので話しを切る事にした。
「そろそろさっきの質問に答えてくれよ。」
「欲深き者が国が欲しいとダコルドライセンまで来たから魔竜の力を与えた。それだけだ。」
「研究の為か。」
「そうだ。あ、そうそう、俺が喰うハズだったロヴェヌとマルティスを運んでくれて感謝してるぜ。ダンジョンを創りロヴェヌを待ち伏せしていたのだが、まさかその子供が来るとは思わなかったぞ。いや~ヒトは予測のつかない事をするもんだぜ。」
コイツも良い感じに狂ってやがるな……
さてお仕置きタイムだ。
あと何話か更新します。




