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わい、真実を知る。

更新します。

5/23修正

「ヴァルディヴァラムがマキュリファウンスを創造し、リーザが精霊に命を吹き込み、世界は創造された。さらにヴァルディヴァラムは原始の神を創造し、マキュリファウンスを任せ何処かに消えた……違うのか?」

「カッカッカ、それは我々原始の者がヒトに伝えた偽りよ。ヴァルディヴァラムはマーザとリーザを産みだした後に力を失い、マーザが産んだ各種族の神王達にバラバラに千切られた。その事に怒り狂ったマーザが暴走し、神王は各界に逃げ込んだ。リーザは何とか暴走したマーザを封印したが力を失ったと言うわけじゃ。」

「それから神王はどうした?」

「リーザによりマーザ諸共世界に封印されたわ。」

「それでマーザの封印が解けようとしているって訳か……」

「さよう、ヴァルディヴァラムの残した予言書にはあと1年半でその封印は解ける。」


そうか…これで話しはつながった。

暴走したマーザを倒すべく俺が創られたって事か……

それぞれの神王がそれぞれの思惑で。


「話しはそれたが13神器とはヴァルディヴァラムの世界を創造した混沌の力。混沌の力はマーザを生み出した竜脈の力であり全ての力の根源じゃ。」

「全ての力の根源はマナじゃないのか!?」

「違うな。太陽は天上界、月は魔界、デュルカラーンは幻獣界の竜脈を吸い上げてマナを供給しておるのじゃ。まぁデュルカラーンは楽園の浄化も兼ねておるがのぅ。」


今まで知っていた情報とは全く違う話しだが、これが本当だとすると全ての辻褄があう話しだった。


ゼケルドは続ける。


「13神器は竜脈の力を必要とし、竜脈の力は生命をも変える強力な力を持つ。13神器の力を使う特別な才能、それは竜脈とつながりマーザもしくはヴァルディヴァラムの力を得る事なのじゃ。」


俺が竜にならず神器を使える理由……俺が創られた理由はそれか……


「だが妾はどれも持っていない。」


そうだ、コイツは魔族のままだ。

では何故……


「オーブの守護しておった竜を喰ろうたからよ。」

「なに……」

「魔神は相手の能力をコピーする事が出来る。と言えば分かるかのう。」

「ふん。」


バランが俺にうった不発した技だな。


「じゃからのぅ、今夜は魔族が最大限の力が発揮できる満月じゃと思うてお主をディナーへと招待したのじゃ。」

「光栄だねぇ。で、前菜がコイツらかい?」


俺は1万もの魔神に囲まれていた。


「たわけた事を……そいつらは見学じゃ。やるのは妾のみ。格の違いを見せねばのう……カッカッカ。神器は竜脈の使い方で威力が全然違うのじゃ。それをお主に教えてやろう。」


場の空気は一瞬にして張りつめた……


どんどん行きます。

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