ルイデンリッフィの憂鬱4
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私は先程ほど会話をしたガバンさんの誘いで「戦いの炎」という冒険者の一員となり顔合わせを行っていた。
「私はルーダと申します。よろしくお願いいたします。」
「あら、礼儀正しいのね。」
「ほう、君が魔物の群れをあっという間に倒した……」
メンバーが私の自己紹介にそれぞれの反応を示す。
すると続いて戦いの炎の自己紹介となる。
「んじゃ、俺からだ。俺はガバン。捜索者だ。」
ガバンさんは気さくな方で私を冒険者へと誘ってくれた方だ。
「あたしはエマルア。同じく前衛だが少しだけ魔術も使える。」
エマルアさんは口調はきつめだが、長身で美人だ。
「私はイナナーヌと申します、精霊術士です。」
イナナーヌさんは長身で耳が尖っており、整った顔をしていた。おそらくエルフなのかな?
「私はゴドラ。こう見えても前衛を任されているのよ。」
最後に挨拶したのはゴドラさん。
ムキムキの髭面の男性で、どう見ても前衛だと思った。
そして何故か口調は女性だ……身長からしてドワーフかな?
自己紹介が終わると雑談が始まる。
「坊やは何処から来たんだい?」
「森ですね。私は捨てられたので何所の森かまでは分かりません。」
「あ、いや。すまないね……」
エマルアさんは気まずそうな表情をしていた。
「良いんです。正直に言いますと捨てられた後は奴隷として貴族に奉仕をしておりました。でもこうして新しい出会いがありましたので全てが悲観的になる必要もないと思っています。色々これからも教えて……」
全てを言い終える前に、エマルアさんは私をやさしく抱き締めてくれた。
その優しい抱擁は、私に母を思い出させた。
「……坊や……強がるんじゃないよ……アンタの言う通りこれから楽しい思い出を作ろう。」
「あ!ずるい!私も抱き締めたいわ!」
「ゴドラが抱き締めたら潰れちゃいますよ!」
「まずは酒じゃねえか?」
「ガバンは飲みたいだけでしょ!」
「ガッハッハッハ。違えねえ!」
みんな良いヒトばかりで良かった……
こんな暖かい歓迎は転生してから初めてではないだろうか?
その後、食事を取りながら雑談をしているとガバンさんが切り出した。
「そうだ、明日から早速仕事で魔物退治があるんだがステータスを確認させてくれや。」
「ステータスですか?」
「オメェステータスも知らねえのか!?」
「はい。」
森住まいと奴隷だったのだ。
私に常識など無かった。
「ステータスオープンて言ってみろ。」
私は言われた通りにする。
「ステータスオープン!」
すると私の前に文字と数字の羅列が出てくる。
「これは!」
戦いの炎のメンバーは絶句した。
いつもありがとうございます。




