わい、次の街へ行く。
昨日は体調不良で更新出来ず申し訳御座いません。今日も1話のみの更新となります。
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まずい……まずいぞ……
ジョヌラーダの飯は超絶不味かった。
塩ふってんのかぁ!って程に調味料が効いていない……
シンテンジの修行で食べていた精進料理については旨くは無い程度だがジョヌラーダの飯の不味さはガチだ。
「はっ!まさかコレも修行のうちなのか!?」
「ママあのヒトこわい!」
「コラ!指を指さないの!」
で、デジャブ……
どうやらあまりの悲劇に心の声が漏れたようだ……
ま、まぁ一ヶ月あるし……他の場所なら遊ぶところとかメシウマな場所もあるだろう……
俺はメシマズなジョヌラーダから離れられればそれで良かった。
ジョヌラーダ周辺は広い範囲で栄えていたが街を出ると密林が広がっており、四方八方に道すら無かった。
「フッフッフ。道なき道が良いのでわないか……」
俺はとにかく1ヶ月で回れるだけ回ろうとマリュヴェイル大陸を全力で駆け回った。
すると30分程走ったであろか?巨大な物体が見えてきた。
多分だが距離にすると、ここから300km以上は離れているのかな?(適当。)
興味本意に駆け足で近づいてみると、それは巨大な塔である事が分かった。
どうやら隠された場所と言うわけでも無く塔の周辺には街があった。
思ったよりもヒトは多く、賑わっている様子だ。
「ほぇ~。頂上が見えねぇなぁ。」
そんなふうに塔を見上げていると、急に喋りかけられた。
「兄ちゃん、みねえ顔だな。どこから来たんだ?」
ここは正直に答えて良いのかな?と思いつつも正直に答えた。
「ミラルド大陸だ。」
「はぁ?」
やはり突拍子も無かったか?まぁジョヌラーダの事でも言っておくか。
「まぁ後一ヶ月したらジョヌラーダに戻らないといけねぇんだけどな。」
「テメェ!教会からの回し者か!」
突然、話し掛けてきた男の態度が一変し周囲にいた街のヒトが全員オレを凝視する。
「ん?教会とは関係ねぇよ。ルイデン何チャラに連れて来られたんだって。」
俺は教会と関係ないアピールをした。
「そんな事言って俺達を排除しに来たんじゃねぇのか?」
「いや、待て。ルイデン何チャラってルーダの事じゃないのか?」
間に入ってきたヤツがルイデン何チャラと言うワードに引っ掛かったのでちゃんと答える事にした。
「ルーダ?違ぇなぁ、ルイデンリッフィ?だったと思うぞ。」
「やっぱりルーダだ!」
どうやらルドルフはこの街で名が通っているらしい。
「そうか!ルーダが連れて来たって事は、アンタが太陽の剣の持ち主か!」
「お、おぅ。そんな感じだ。」
おふぅ、そんな事まで知ってんのかよ……
「何だよ!ビビらすなよ兄ちゃん!」
どうやらココのヒトは教会とは因縁があるのかな?
まぁ色々聞いてみよう。
いつもありがとうございます。
日月は頑張ります。




