オルガードの伝説2
2話目ですよー。
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僕は久しぶりに食事をとった。
エルフ達の食事は野菜ばかりだったけど、ろくな物を食べれていなかった僕にとってはご馳走だった。
そんなこんなで顔色も良くなり1週程で外出も出来る様になった。
そして空気を吸おうと外に出ると一人のエルフに遭遇した。
「こんにちは!僕はオルガードと言います。今はそこの家でお世話になっています。」
「ふん。ヒトか……長老も何を考えているのか……」
エルフは閉鎖的と聞いていたがどうやら本当のようだ。
カーリュフに来ているエルフは結構気さくな方だったのにな……
すると後ろから長老が声を掛けてくれた。
「光の子よ。もう良いのか?」
「ええ。普通に日常を送れる程になりました。」
「光の子!?このガキがですか!?」
「そうじゃモウツゥエ。お前と同じく勇者じゃ。これからは2人で切磋琢磨し来たるべき時に向け鍛錬せい。」
「ぬぅぅ、長老が仰るのであれば……」
これがモウツゥエとの出会いだった。
始めは固くて嫌みな奴だったけど、お互い修行を続けて行く中で友情を深めていった。
そして、5年の歳月が流れていった……
僕は成人を迎え体が出来上がり厳しい訓練の末、勇者としての力も覚醒した。
「あんまり無理をするなオルガード。」
「気づかい有難うモウツゥエ。でも僕は長老に恩返しがしたいんだ。出来るだけ鍛えて魔王討伐に抜かりが無いようにしたいのさ。」
「ヒトが皆お前のような者であればミラルド大陸も……」
「仕方ないさ、こんな時世だし。」
「…………そうだな……。」
そんな話しをしている最中、遠くから誰かがやってきた。
「お兄ちゃん!」
「ドドラウツェ!世界樹の守護はどうした!?」
「来たるべき時だって神託がおりたの!」
世界樹の巫女は通常世界樹から片時も離れる事が許されていない。
しかしマキュリファウンスが危機に陥った時にデュルカラーンを通じ神託がおり、その使命を果たすまで世界樹から離れる事が許される。
「神託は?」
「このままではマキュリファウンスが魔族の手に落ち、ヒトが殲滅されるであろう。光の子と力を合わせ魔王討伐に向かうべし。」
「そうか……ついに来たるべき時が来たか。」
僕達は神託の事を伝へるべく長老の家に向かった。
「そうか。神託がおりたか……」
「ええ。」
「しかし今のお主達では魔王にはおよばん。まずは古代王国の大賢者ウィンドゥルガンが残した秘宝を手に入れるのじゃ。大賢者は魔法の武具を造る事に長けていたと言う。この地図に記された遺跡に行けばきっと魔王討伐に必要な武具があるはずじゃ。」
僕達は長老から秘宝の場所が印された地図をもらった。
「まずは西に向かうのじゃ。広大な魔境が広がる魔の大地にある大賢者が最期を迎えたと伝えられているウィンドゥルガン山脈へ向かえ。そこに最初の秘宝が眠っておる筈じゃ。」
僕達は長老に言われるがまま、ウィンドゥルガン山脈へ向かった。
10話程に収まればと思ってます。




