わい、甘党の希望となる。
ゆったり回が続きます。
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「と、言うわけだ。」
「ふぁ?」
俺は現実を放棄した。
「4度も言わすな!俺もウィルもロビンも忙しから、お前が旧ネルビク領を統治しろと言ったんだ。1年だけで良いからやってみろ。補佐は何度かやっているだろ。」
……頭が真っ白になっちゃいました。
「頭が真っ白になっちゃいました。」
俺の中のリトル囁きアルデルシアがそう言いったので復唱してしまった。
「訳の分からん事を言うな。いつものようにヴィグスはつけてやるから後は任せたぞ。」
「ちょぉい!」
「わかったな!」
「はい……」
どうやら親父は有無を言わせる気はないようだ……
どぅえぇ~!どうせなら俺が安定して来たアクアザードで兄貴が新規のシェフィルセフィルに配属だろぅ……
ぁあ…皆が持ち場に帰る前に言えば良かった。
まあ、ネルビクは元々大国だし何もする事は無いだろ……
そんな事を考えてはいたが、何時ものジッとしていられない病で俺はシェフィルセフィルを視察する事にした。
「あっついなぁ~。」
ここシェフィルセフィルは気温の高い都市で、民は薄着だ。
特産はトロピカルフルーツやココナッツ、砂糖のような物で南国なイメージだ。
そして俺は思いつく限りの施策をうった。
手始めに海水浴場の解禁だ。
こんな暑いのに誰も海に入ろうとしない事に疑問を持ち調査をすると、海は魔物が多く危険との事だった。
俺は浅瀬に結界を貼り魔素を宿すものが外海から入って来れないようにし、安全に泳げるようにした。
最初はまばらだった海水浴場であったが、俺はそこでかき氷、フランクフルト、焼きイカ、焼きもろこし等でヒトを集めた。
さらにおしゃれ水着や浮き輪を制作し、シングル層からファミリー層まで取り込む事に成功し、シェフィルセフィルに海水浴場ブームをおこした。
また、ライフセイバー的なものは騎士にまかせ海の家を大量につくると、国営として財源の確保が出来るようになった。
そしてかき氷はシェフィルセフィルの街でも飛ぶように売れ、トロピカルフルーツでつくったシロップが民達にうけた。
「あとはコイツの栽培だ……」
甘党の俺には欠かせないアレ。
そうカカオとコーヒーだ。
この世界にお茶はあるのだがコーヒーやココアが無ければもちろんチョコレートもない!
まあ創造すれば良いだけなのだが栽培して一般化しない事には発展が見込めない。
様々な人々の意見、試行錯誤の果てに究極の味は存在するのだ!
取り乱しましたがそういう事です。。。
この気候であれば必ず成功するはず!
そう思い執念で俺はコーヒーとカカオの栽培を手掛けた。
そしてミラルド大陸にチョコレートとコーヒーが広まるのに時間は掛からなかった……
もちろん、栽培方法と精製はシェフィルセフィルの機密とし、大幅な財源確保となった。
いつもありがとうございます。




