ナルバーヌ・バル・ミュシタリカ1
サイドストーリーターイム!
5/11修正
僕はナルバーヌ・バル・ミュシタリカと申します。
本来であればネルビク王国の王太子、もしくはネルビク二大公爵にあたる名門ミュシタリカ家の当主となるはずでした……
しかし僕は思い出したくもない事件によりナバルと名乗り全ての地位を捨てざるを得までんでした。
ここではあえて事件について話しはしませがヴェルクハイブ家と両親が憎いとでも言っておきます。
特に阿婆擦れの母が……
ではヴェルクハイブを葬る前に生い立ちでも話しますかね。
この話し好きも忌々しい父の遺伝子ですかね……
僕は大地の勇者として産まれて来たのにも関わらず日の目を見る事も許されず、もの心がついた時から殺人術を叩き込まれ影……いや、闇に生きていました。
父からの命令で……
その時は何の疑問も湧きませんでしたよ?
だって気づけば標的の殺人、ヒトを貶める事だけを考えてきたのですから。
それが当たり前でした。
呼吸をするかの如くヒトを殺せるのが僕の特技の一つです。
何の自慢にもならないですがね。
まあ、そのお蔭様で相手のウィークポイントや思考が手に取るように分かるようになり、10の時には父を越える強さを身につけました。
その頃からですかね?父に反逆する者を葬り続けた結果、大地の騎士とか呼ばれるようになったのは。
そして父は僕の功績を認めてくれ表に出すようにして下さいました。
姫の護衛である見習い騎士として……
姫はすくすくと成長し、成人した時にはそれは美しい女性になっていました。
年の差が10以上も離れていましたが僕は恋いに落ちました。
しかし現実は残酷でした。
3年前に父から呼び出され真実を告げられた時、それは絶望しましたよ。
仕えていた王が実は父だなんて……
そして恋していた相手が妹だったなんてね……
そりゃ心の底から自分の血が憎かったですよ。
父も母もエルーニィア・ヴェルクハイブが……
そして僕は復讐を誓った……
ヴェルコニアをこのマキュリファウンスから消滅させてやろうってね。
憎きヴェルコニアは大陸の西の覇者になり浮かれていた。
僕はこれをチャンスに思い姫をヴェルコニアに送り出し、接待をさせてヴェルコニアをこちらへ呼び込もうと考えました。
思惑は当たり、ヴェルクハイブ家の次男、三男が叔父であるメレェム将軍のゴバルバーンに行く事が濃厚であった為、そこに二重の罠をはった。
宿泊するであろう宿ごと燃やし暗殺。
その罪をメレェム将軍になすり付け処刑。
その後、ヴェルコニア軍と戦争。
これがベスト。
もう一つはヴェルコニアの王子達が逃げた場合だ。
ヴェルコニアの王子達が逃げた場合、ヴェルコニアに報告が行くまで時間が掛かる。
王子達がヴェルコニアに着く前、つまり引火の前にヴェルコニアの王子達の暗殺を伝え戦争に引き込む事です。
運の良い事にレイムリファウンの聖女まで来ていたので我々がヴェルコニアに攻め込むと同時にヴァリエス帝国にもレイムリファウンに攻め込むように裏を合わせました。
これでレイムリファウンとヴェルコニアを挟み撃ち。
我々の勝利は揺るがないと思っていました……
作戦は成功しましたよ?面白いようにね。
1つ目の罠は回避されましたが想定内、帝国はレイムリファウンを墜とす……ハズでした。
そう、誤算が生じました。
アルデルシア・ヴェルクハイブだ……
今日は最後までいけなそう……




