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わい、温泉につかる。

3回目のデートです。

5/10修正

「今日は有給だ!出掛けるぞティファ!」

「本当にい!?」


最近ティファの俺に対する株が暴落しまくってる説が流れているので遊びに連れて行く事にした。


行き先は魔境グスターヴ火山だ。

途中までルシェルに運んでもらい、あとは徒歩で進む。

「少し蒸し暑いですね。」

「そういう所だからな。」

「お、あった。」


俺は密かに造った脱衣所にティファを案内する。


「男女別に分けてあるからお前はあっちな。」

「温泉ですね!」


そう、天然温泉だ。

俺は魔境の下見に各地を回っているのだが、その時に見つけたのがこの温泉だ。


遠征中は浄化で凌いでいたが日本人なら風呂に入りたいってもんだ。


アクアザードにはまだ風呂を設置していないしな。


「ああ、服を脱いでそっちで待ち合わせな。」

「はい……」


俺は予め体を洗う場所、サウナ、水風呂、普通の湯を用意しておいた。


「お待たせいたしました。」


お~……ダイナマイト!アクセントはモチロン前のダの部分だ。


「そこで体を洗え。身を清めてから湯槽に入るが礼儀だ。」

「あのぅ、混浴は構わないのですが……さすがに体を洗う時は……」

「わーぉ。そうだな。サウナにいるから呼びに来てよ。」

「サウナまであるんですね……」


ティファは苦笑いしていた。


3時間くらい雑談をしながら温泉を満喫した。

その後、温泉から上がり用意した浴衣を二人で着る。


「ほれ、温泉と言えばこれだ。飲んでおけ。」

「こっ!これは、フルーツ牛乳!」


俺が念の為にスキルで創造したものだ。

これにはティファのテンションもアゲアゲだ。


俺はコーヒー牛乳を飲む。


「あ!ずるい!私も飲みたいですぅ!」


どうやらティファもコーヒー牛乳派のようだ。

俺の飲みかけをごくごく飲む。


「ティファ、この後は何が待っているか分かっているな……」

「えっ?まさか……」


ティファは顔を真っ赤にする。

ふふふ、分かっているな。


「さあ、こっちだ……」

「……はい。」


俺はティファを個室に連れ出した……


そして……


「温泉から上がったら卓球だろ!」

「バカ!」


何故かめっちゃ怒られた。


この後ティファは卓球スキルでもあるのでわ?と疑う程の強烈なスマッシュを披露した。


「ふぅ。楽しかったなぁ。」

「そうですね。」


ティファは少し怒っているようだ。原因は不明だ……

やはり何度転生しても女性は難しい。

今まで女性との交友経験が極小だからな……




俺は不機嫌なティファを連れて外を歩く


「ちょっと外で涼もうよ。」

「そうですね。」


俺はピクニックシートを引いてティファを座らす。


仕掛けが飛び出すまであと少し……っと思ったその時だった!


「うわぁ……綺麗……」


ティファの目線の先にはメドの花畑があり、満月に照らされたメドの花が青く輝いていた。


「メドの花。花言葉は希望の光。」

「…………へぇ。」


ティファはうっとりして表情でメドの花を眺めていた。


「ここはな、初代国王ベルクと王妃のブリュアーヌが出会った村だったんだ。」

「始まりの地、フィユーラ……」

「知ってたのか?」

「ええ、ブリュアーヌの日記。写しをお父様から読ませて頂いた事があります。」

「そうだ。今はフィルハザード軍に潰され何も残って無いけどな。俺達にとっては特別な土地には変わらない……それをお前に見……」

「ムフー!が、がまんできません!」


鼻息の荒いティファに押し倒され、メドの花の光の中、互いを求め合いながら重なり合った……



少しずつ次の章への準備をします。

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