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ヴィグス15

構想より10話も長くなりました。

ヴィグス編、完結です。

張り切ってどうぞ!

5/9修正

「アシェアラト姫、会いたかった……」

「わたくしもです……」


しばらくお互い抱き締めあい、心が落ち着いたとこれでヴェルコニアの王子のお供の方が姫様に話し掛けた。


「シェルハザードのアシェアラト姫ですよね?わたくしはエルファーナ・ティファルディア・マリアンヌ・レイムリファウンと申します。」

「慈愛の女神マリアンヌ様ですか?会いとう御座いました。わたくしはアシェアラト・ティルダ・シェルハザードで御座います。」

「挨拶はここまでにして先ずは綺麗にしましょう。」


慈愛の女神マリアンヌ。

我々が協力を仰ぎたかった人物だ。

事が解決してから出会うとは皮肉なものだな……

慈愛の女神は魔力をあつめ神聖法術をつかった。


「邪悪なる瘴気を払い賜え!完全浄化!!」


辺りが青白く輝き聖なる光につつまれた。


「遅えよティファ、鼻が曲がるかと思ったぜ。さっさと着替えさせろ。」


チート王子……慈愛の女神相手にさすがの対応だと思った。


そして綺麗にしてもらった後にもう一度僕達は抱き締め合った。


そしてこの直後に事件の犯人がプルムである事が判明し、黒幕がおんじいである事が分かった。


おんじいはプルムを殺害し、僕はおんじいを殺めた。


アシェアラト姫はヴェルコニア王国でしばらくお世話になることになり、ヴェルコニアの傘下になる事を条件にシェルハザード王国は再建される事になった。

僕はと言うとヴェルコニアのチート王子こと、アルデルシア・ヴェルクハイブ様の従者となった。


しかしまだ問題は残っている。

それは砂漠問題だ。


アシェアラト姫を担ぎ上げて再建されたとしても砂漠の国では貧困問題が解決しないのだ……

これではバルナザードにはヒトが住めなくなる。


「アルデルシア様。」

「何だヴィグス。まだ何かあんのか?」

「実は砂漠を解放しようと考えておりまして……」

「ああ、それね。だからコイツを連れて来たのよ。な、ティファ。」

「ええ。原因は分かっております。直ぐに現地に向かいましょう。」


え?僕達が全く解決しなかった事をもう解決するっていうのか?

僕は半信半疑だった……


ついた先はゴブリンのいた遺跡だ。

おんじいが厳重に封印した場所だ。


「お、封印かぁ面倒くせぇな。うりぃ。」


アルデルシア様は封印を右手でパンチした。

すると封印はバリバリと割れて吹き飛んだ。

このお方は一々滅茶苦茶だなぁ。


そして最深部


「この魔導具ですわね。これを破壊します!」


エルファーナ様は魔導具と睨めっこする。

するとそれを見ていたアルデルシア様が……


「ああ、ティファちゃんよいよい、俺ったらコレが何か分かっちゃったよ!ケッケッケ良いこと考えたょ~。楽しくなっちゃうだろ?」


嫌な予感しかしない……


「チョイチョチョイ♪」


アルデルシア様はご機嫌に魔導具を操作した。


「2日間は雨が降るように設定した。その後は6日晴れ1日雨、これが10年間繰り返される様にイジってやったぜ。しばらくすれば精霊力も戻るだろ。ほれヴィグス、終了だ。」

「あ、有難う御座います!!」


このお方は一体いくつのチート能力を持っているのであろうか?性格以外は火の打ち所がない方だな。

性格以外は……


「あ、そうそう。ヴィグス、色々顛末を聞いてるけが……俺がお前だったら国を消滅させて無いし全員救った自信がある。ジジイ以外な。」

「仰る通りで御座います。」


心から思う。


「だからお前、今日からヴェルコニア名物、鬼訓練な!」

「えー!」


こうして砂漠は甦り、フィルハザード地方に平和が戻った。

僕はアルデルシア様に忠誠を誓い、これからず~~っと、お世話になるのであった。



ヴィグス編如何だったでしょうか?

ダッカ君の活躍が少なかったので、どこかで登場させたいなと思います。

いつもご愛読、有難う御座います。


明日はチェックの日にします。2話くらい更新できればと思います。

明日は1話から全部読みます!(白目

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