ヴィグス1
エピローグ回です。
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僕は目が覚めると真っ白な空間で童話に出てきそうな妖精と対面していた。
夢なのかな?
そんな事を考えていると妖精が僕に向かって語りかけてきた。
「単刀直入に言うと君は死んだ。」
「は?僕が?」
昨日は普通に寝たけど……?
しかもいきなり死んだって現実身がないよ。
確か昨日は祝勝会でしこたま飲まされて……
命辛々自宅にっいてバタンキュウだったハズ!
記憶だってしっかりしている!
「お酒を大量に飲んで仰向けに寝てたからね。」
うわー。寝ゲ〇で……
うっ、そういえば僕は上をしっかり向いてキチンと寝ないと寝付けない習性があるから……
その可能性はおおいにありそうだ。
「天国でいいのかな?」
どうせ死んだのであれば天国が良いな……
そんなに悪い事をした覚えもないし地獄にはいかないよね……
あぁ、お父さん、お母さん、ミクちゃんごめん。
先に行って待ってます。
「残念だけど地球でいう天国でも地獄でもない」
「じゃあ夢で良いのかな?」
一体どこ?
「ここはマキュリファウンスだ。地球で言う異世界だ。」
「えー!」
今流行のライトノベルで僕が読みあさっている展開と同じじゃないか!
チートな能力もらって俺Tueee!みたいな世界でしょ!?
チート能力たくさん貰っちゃおうかな。
僕は目の前で起きている事態にお通夜ムードから一転して猛烈にテンションが上がってきた。
「理解したかな?」
「はいはい!チート能力たくさんもらえるんですよね?」
急に前のめりになった僕に妖精さん…いや、神様であろう人物もビックリしている。
「……ま、まあね…チートと言う意味が分からないけど僕の権限で通常のヒトよりは断然飛び抜けた能力を付与する事は可能だ。だけど僕の使徒としてしっかりと行動する事が条件だけどね。」
「使徒?やっぱり神様じゃないか!」
僕は確信した。
「そう、君の世界で言うね。僕はヴァグス精霊神王だ。」
チート能力コース確定だ!
楽しい異世界ライフが僕を待っているんだ。
すぐにでも転生させて欲しい!
しかし今考えると僕は何でここで焦ったのだろうかと後悔した。
相手の目的を明確にした上で条件をつけ、具体的な能力をもらうべきだった。
僕の要求は抽象的で他人任せすぎた……
まぁ僕のそういうところを後に仕える主に徹底的に直されるんだけど、それはまだまだ先の話だ。
「まあ君の言うチート能力と言うのはよく分からないけど厳選した能力をつけておこう。」
おお!やっぱりか!楽しみだなぁ。
「とにかく運命に任せて適当に生きれば良いから。」
「は~い!」
「では良き旅を」
「地球人て皆あんなに欲深いのかな?全てを超越せし者の魂があんなだと困るな……」
新しき精霊神王ヴァグスは少し不安になった。
深夜更新悩み中。




