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わい、死す!

初投稿です。

宜しくお願いいたします。


5/4に一章が完結しました。

これを機に加筆していきます。

俺、森永折夫は人生最大のピンチを迎えている。


深夜に誰もいない職場でひたすら残業をこなしており、貫徹も3目に突入したところであった。


飯なんて食っている暇も無く、会社の運命を背負ったゲームアプリのリリースに向け、ひたすらプログラミングや企画書の作成をしている時だった……


急に胸が苦しくなり、視界がブラックアウトしていく。


「うぐっ!う……」


ちくしょう……

回りに誰もいねぇ……

いでぇ!ぐるじぃ!

これじゃぁまた死んじまうよ!


んで、俺が死んだら誰がこのプロジェクトを引き継ぐんだ?

部長が他の課長達に、当たり散らす姿が目に浮かぶぜ……

まぁ、お前の代わりは何人でもいるんだって言ってたし、何とかしてくれるだろう。

ん~ん、完成させたかったなぁ。


あぁ、今回の人生は三十路で終わりか……

また童貞で死んじまうのかよ……


俺は心の中でぼやき、この苦しみ方は恐らく森永折夫としての終わりを告げる事は経験から分かっていた。


そう、俺は死を何度も経験している記憶持ちの転生者なのだ。

前世の記憶を保持したまま転生を2,000年程繰り返しているので様々な経験を経ている。

時には神の様な存在、時には詐欺師、システムエンジニア、文学者、科学者やスポーツ選手、ここでは言えないような変わった職業なんかにもなった事がある。


世の中の天才や神童と言われている者達は、全員とは言わないが俺と同じく転生者なのでは?と考える事もある。


話はそれたが俺はゲームで例えるなら常に強くてニューゲームを繰り返しているので、人生のスタートだけは基本イージーモードなので悲観はしていない。


あぁ……次こそは滅茶苦茶イケメンに産まれてモテモテの人生を送りてえなあ。


はぁ、死ぬていうのに俺ってば冷静だなぁ……

死に慣れるっていうのも良いもんじゃねぇ。


さて次はどんな家に生まれるのか?

っと楽観視していると、突然「捕まえた」と、背筋が凍るような声がし、俺は意識を手放した。

いつも有難う御座います。

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