90/116
敬老の日
使ったお題は「敬老の日」です。
「ねえ、どうしたの、お父さんは? すねてるの?」
「そうみたい。私がお祝いをあげたかららしいわ」
「朔弥、それはやり過ぎよ。お父さんもすねるわよ」
「何でよ? お誕生日のお祝いをあげて、すねられたら堪らないわ」
「え? お誕生日のお祝い?」
「そうよ。だって、二十日はお父さんの誕生日でしょ?」
「なるほどね。お父さんも間が悪い日に生まれたものね」
クスッと笑う姉を訝しそうに見る妹であった。
使ったお題は「敬老の日」です。
「ねえ、どうしたの、お父さんは? すねてるの?」
「そうみたい。私がお祝いをあげたかららしいわ」
「朔弥、それはやり過ぎよ。お父さんもすねるわよ」
「何でよ? お誕生日のお祝いをあげて、すねられたら堪らないわ」
「え? お誕生日のお祝い?」
「そうよ。だって、二十日はお父さんの誕生日でしょ?」
「なるほどね。お父さんも間が悪い日に生まれたものね」
クスッと笑う姉を訝しそうに見る妹であった。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。