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父の日

使ったお題は「父の日」です。

「今日は何の日か知っているかい?」


「知らない」


「え? 本当に?」


「うん、本当よ。一体何の日なの?」


「あ、いや、それはお父さんの口からは言いにくいなあ。それほど厚顔無恥ではないからさ」


「そんなに恥ずかしい日なの?」


「そういう事ではないけど、自分から言うというのは気が引けるというか」


「そうなんだ。じゃあ、出かけるね」


「え、あ、ちょっと!」


「嘘よ、いつもありがとう、お父さん。はい、赤い薔薇」


 父は号泣した。

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