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衣替え(夏バージョン)
田守優子は私の親友。
六月に入り、衣替えのシーズンになった。
道行く中高生達の制服が一斉に涼しそうになり、季節の移り変わりを感じた。
「おはよう、涼子」
朝の駅で何故か優子とばったり会った。
「五月病の新人をほぼ毎日のように迎えに来ているの」
うんざりした顔で優子が、
「最近の若い者はホントにさ」
年寄りじみた事を言った。
まあ、確かにと思っていると、
「もう六月なんだから、六月病かしら?」
真顔で言われ、唖然とした。
田守優子は私の親友。
六月に入り、衣替えのシーズンになった。
道行く中高生達の制服が一斉に涼しそうになり、季節の移り変わりを感じた。
「おはよう、涼子」
朝の駅で何故か優子とばったり会った。
「五月病の新人をほぼ毎日のように迎えに来ているの」
うんざりした顔で優子が、
「最近の若い者はホントにさ」
年寄りじみた事を言った。
まあ、確かにと思っていると、
「もう六月なんだから、六月病かしら?」
真顔で言われ、唖然とした。
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