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赤穂浪士討ち入り

使ったお題は「赤穂浪士討ち入り」です。

「もしもし、母さん」


「何だい、お前かい? どうしたんだい?」


「今日は赤穂浪士が吉良上野介の邸に討ち入りした日だから、吉良邸跡とかを訪ねたいので、振り込んで欲しいんだ」


「それは旧暦だから、新暦だと一月三十日なんだよ」


「その話はいいから、振り込んでよ。今日行きたいんだよ」


「これだから田舎侍は嫌いなのだ」


 吉良上野介の物真似をした母は一方的に通話を終えてしまった。


 息子はその日はどこにも出かけなかったという。

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