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A.G.S  作者: 綴嘉哉
Ⅰ.刀剣の甲虫
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プロローグ

前に刀剣の甲虫冒頭部分だったところを再編しました

太陽を挟んで地球のちょうど反対側に位置する惑星「アニマ」。

 公転周期や軌道の位置が違うほかは地球と瓜二つの惑星ではあるが、常に太陽の向こう側に位置しているため地球からは決して観測することができない。

 表面は大量の水に覆われ、陸地も、大気も存在する。生命も例外ではない。植物、動物、鳥、魚…。その中には我々人類と酷似した進化と繁栄を遂げた種族も存在する。土を耕し、村を、国を築き文明を開花させた。

 だが、そう良いことばかりではない。地球とまったく同じこの惑星にも完全な平和というものは存在していない。多くの生命が存在するということは、それだけ個体の持つ自我や思想も広がりを見せるということだ。この惑星にも大小様々な国家が成立している。国どうしの争いも何度となく行われてきた。

 その戦争に用いられたのが「アーティファクト・ギア・システム」。

 通称A.G.Sと呼ばれる兵器を使い人々は長い間戦い続けていた。

 そんな争いの歴史にある転機が訪れた。

 ある日、惑星の中心に天をも貫かんばかりの塔が現れた。その塔の主は現在の兵器開発における新たな基礎を確立させ、その技術を各国に平等に与えた。

 これにより全ての国の技術が平らに均された為に各国は戦に対し慎重を期すようになり、惑星は僅かにではあるが静かさを取り戻した。


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