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こちらも半分実話です。

どうかご笑読&お付き合いくださいませ。

ぼくらの明日 2

~BOUNDLESS OUR WHEREABOUTS 2nd~




 いつも通りの日勤。その昼休み。

 昼食の介助を終え、休憩時間中に作業資料の骨子をやっつけてしまおうと、職員室でPCを立ち上げた。そして。

 越谷智和こしがやともかずは、自分のPCにメールが1件着信しているのを、やれやれと確かめた。差出人は、施設の処遇課長。係長職である棟長を飛び越えた、越谷の上司だ。こちらの都合も関係なく、メールで呼び寄せる課長に、越谷はいつも少々厄介なものを感じていた。要するに苦手なのである。

 今までも。

 呼び出されたと思ったら。ロクでも無い話に巻き込まれてしまい、抗うことなど出来ないと言うことは、もはや半分諦めが付いている。今回も、棟長経由でメールが来ていないことが、いい表れだ。とは言っても、上司からの呼び出しだ。否めるはずがない。越谷は、

「ちょっと、管理棟行って来まーす」

と職員室にいた同僚に言い、とりあえず喫煙室に向かった。

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