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【結】同情も慈悲も要らない

作者: 秋暁秋季
掲載日:2024/12/30

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

創作部。のあの子。

とりあえず、一章終了と言った感じ。

この後兄さんの心理描写入れようか考え中です。

誰しもネット小説を投稿したら、その反響が気になるものだと思っている。私もその一人で、投稿後の小説の詳細を確認するのが癖となっている。暇な時に開いては見て、開いては見てを繰り返し、閲覧数や評価などを確認する。

すると昨日投稿した小説に六ポイント入っていた。このネット小説の評価は星一に対して二ポイント加算されるので、星三つということである。

残念ながら、誰がポイントを入れたかまでは不明なので、何時も勝手に調べている。先ず、感想を書かれていた場合、その人のホームに飛んで、評価を確認。無かった場合は自分のフォロワーに対して同じことを行う。

余りにも久方振りに戻ったので、以前私をフォローしてくれた方は、作品の更新日時を確認するに離れてしまったように思える。私もその一人なので気持ちは重々承知の上である。

上から片っ端から確認していくと、兄さんのペンネームに当たった。

――兄さんは私の動向を真上から見下ろてれば良い。

私がそう宣言した時から、恐らく兄さんは私の動きを見ていた。小さな助言を与えたり、私が書店に行ったりしているところを見ていた。だから可能性としては零ではない。

私は兄さんのホームに飛んで、評価した作品の一覧を確認する。するとその中にただ一つだけ評価が入っていたものがある。

……『冬に巡礼』……私が投稿した作品だった。

私は階段を降りると、優雅に珈琲を嗜んでいる兄さんに大股で近付いた。

「兄さんこれ」

「……先ずは『おはよう』でしょう?」

昨日の兄さんの空気とは明らかに違う。今いるのは冷徹で厳しく、生温いところを捨て去った厳格な師範だった。

だからその空気に押され、私はだまって挨拶をする。

「おはようございます……」

「宜しい。で、用は何?」

全てを見透かした様に凄惨な笑みを浮かべ、私に対して身を乗り出した。獲物を狙う虎のようなギラギラに負けない様、スマホの画面を押し付ける。

「昨日投稿した私の作品にポイント入れたの兄さんでしょう?」

「そうだね」

兄さんは悪びれることも無くそう言うと、興味無さそうにそっぽを向いた。

「ふざけないで。私が同情と慈悲で評価貰うの嫌いなの、兄さんは知っているでしょう? 兄さんだって同じ立場だと思っていたのに……」

別に作家になりたい訳じゃないから、評価に固執する必要はない。あくまで趣味の範疇でどれだけ相手の心を動かせるか、そこに重きを置いている。だから『頑張っているから評価入れよう』という慈悲も同情も要らない!!

「そこまで分かっているのに、何故軽はずみに評価すると思った。前までちゃんと物を見れるようになったと思ったのに、それは私の思い違い?」

兄さんの鋭い目が私を射抜く。

「良いと思ったから入れたんだ。妹だからとか、久し振りに戻ってきたからとか、そんなのは抜きにして。良いと思ったから。その感情は妹の君であっても否定する事は許さない」

そこまで厳しく私と向かったあと、兄さんは僅かに表情を和らげた。それから吐息混じりの優しい声でこういった。

「指導、任されようかな。勿論、このままでは落ちぶれる、今より悪くなる思ったら、君から降りるよう言ってくれれば良い」

そう言って、時分の前側の席をとんとんと叩いて座るよう促した。

「さっきみたいに、厳しい事何でも言うよ。小言も多くなるよ。其れでも、君は受け入れられるのか」

「受け入れるよ。その為に兄さんを頼ったんだから」

そう言うと、兄さんはまた凄惨な笑みを浮かべた。きりきりきりと口角を上げて、獰猛な顔付きになる。其れは好敵手を見つけた戦闘狂の様だった。

「宜しい。では反省会といこう」

これ、私の癖。

評価入ったら何方が入れたかまずは追っかけます。

追っかけられるだけど追っかけて、その人の趣味嗜好を分析します。


作者的思想の兄さんと妹のモデルは、今の私と過去の私なので、もう言いたいこと全部言います。

遠慮とかしない。するはずない。


という訳で、『評価に慈悲など要らぬ』状態で妹は突っ込んでるんです。

作家になるつもりがないから、『同情と慈悲で入れられた評価』は意味が無いんです。

自分がどれだけ成長したか、人の心を動かせたかに重きを置いているので。

『私を甘やかさないで!!』という意味です。


作家になる為なら私もポイントクレクレしてましたよ。

でもやってる趣旨が違うので嫌いなんです。

自分自身で評価曖昧にしてんじゃねぇよ。

さっきの覚悟は寝言か? 状態なんで。


其れに対して兄さんもブチ切れです。

『妹は自分の性格、行動原理を把握している。だから慈悲と同情で自分が評価を入れるはずがない。

その上「物をよく見て考えて」と指導までした。

けども結果は何も見えてない。そんなんじゃ駄目だと前言ったよね?

「人の話聞いてた?」「何も学べてない」』

とブチ切れてるんです。


なおこれ、兄さんの素です。かなり本性に近い。

最初は自分にそこまで関係がなかったから、ゆるふわしてられたんです。


でも関わるとなったら真剣です。

相手の未来に関わることだから、悩むし、厳しい事も浴びせかけます。


この兄さん好きなんよなぁ。

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