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イケメン君ざまぁww

「あれれれーーーーー? 天才さーん。これはアボカドですよー?」


いつものアホ面に戻り、この上なく煽り出した。


もう、副担任の煽りを止めることはできないであろう。


「違いわかりますーーー? 難しいですよねーーーー! アボカドはーー食べ物ですよーー! 

逃げなくていいんですよ。どちらかと言えば摂取してほしいですね~。健康にいいですよ~?」


「たまたまうまくいったくせに。いい気になるなよ?」と小さい出っ歯の男は副担任に近づいていった。


「お前は用済み」


副担任は、思いっきり足を蹴り上げ、奴の股間を蹴り上げた。

ピキッという音が静かな教室に響いた。


そのまま口から泡を吐いて床に倒れていった。

あの音だとしばらく、使い物にならないであろう。


絶望的な状況から一転、敵は残り一人となった。


ただ、生徒が人質であることに変わりはないし、やはりまだ、絶望的状況には変わりなかった。


計画を崩され、仲間が倒され、散々煽られた、メガネをかけた男には余裕がなかった。


余裕がないやつは何をするかがわからないから、本当に危険だと私は思っていた。


そんな中、嫌な予想が的中してしまった。


「お前は本当の馬鹿だ! 私を侮辱して! 生徒を爆発してやる!」


そう言った刹那、躊躇わず指を鳴らしてしまった。


あまりに一瞬の出来事だったので、何をされたか理解するのに時間がかかった。


指をならされたのだ。生徒が爆発されてしまうことに。


ただ、理解するのに時間がかかったにもかかわらず、爆発していない。


もしかして私が、ゾーンに入り、時間の流れを遅く感じているのか?


そう思っていると、


「な、なぜだ・・・・爆発しない。」と絶望的な声が聞こえてきた。


「いい顔だな! もっと見せて?」

副担任は悪ガキのような顔をしながらメガネをかけたやつを覗き込んだ。


「一体・・・何をしたんだよ!」

怒りのあまり、メガネをかけた男の顔は鬼のような顔になっていた。


一方の副担任は、ドッキリ成功を喜ぶ小学生のような顔をしていた。


「おしえてほちいーーーー? 特別だよ?

 オレはー人のーー絶望見るのが、大大大好きなんだよねーーーー!!」


副担任はいきなり踊り出した。

まるで、メガネをかけた男がさっき私たちにやったように。


「仲間の中で1番強いやつがやられた時のあの絶望の顔ーーーー!!


反抗しようにもーー手榴弾があるから反抗できない時の顔ーーーー!!


手榴弾と騙され実はアボカドだっ時の顔ーーーー!! 


頼みの爆弾が爆発しなかった時の顔ーーー!! 


ほーんと興奮しました~〜〜〜! 最高でした!」


もう副担任を誰も止めることができない。


「あれれーーーおかしーなーー? 


誰だっけ? 


こんなにも人に絶望を与える方法を教えてくれたのは。


んーーー。

たしか、無能な奴だったのは知っているんだけど・・君・・・・知ってる?」


こんなにスッキリしたことは、今までなかった。


私は、奴に踊られながら侮辱された時、殺してやりたかった。


ただ、私には何も出来ず、奴の言いなりになるしかなく、本当に悔しかった。


副担任は、奴が死より嫌がる一番嫌な方法で復讐してくれたのだ。


「完全にやり返されたってわけか。最後に聞きたい。何故、爆弾が爆発したか聞けていないんだが・・・」


「あ、興奮して忘れてしまった。長くなるけどいいか?」


「構わん。教えてくれると嬉しい」


「えーと・・・・・忘れちゃった、てへっ!」


と言って、思いきり顔面に蹴りを入れた。


メガネはもちろん壊れ、比較的整った顔は見るに耐えない顔になってしまった。


私は夢でもみているのだろうか。


副担任は、絶望的状況の中で、生徒を負傷させることなく、格上3人を簡単に葬ったのである。


「あ、終わったよ! 爆弾も、もう解除してあるから心配ない! 


こいつらもしばらく起きないから大丈夫! お疲れ!」


何事もなかったように言い放った。


気絶している颯太、英賀、以外の、全生徒が副担任に抱きついた。



私は急いで教室に向かった。

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