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第八話 地球の為…

最近、たまにテレビ見てたら突然消えたり、すぐ帰ってくるからと明かり点けたまま近所のコンビニに出掛けたはずなのに、帰ってきたら明かりが消えてたりするんですよ。

他には雨の日に洗濯物を部屋干しした時、除湿乾燥機を動かしてたはずなのにいつの間にか消えてて、洗濯物乾いてなかった時とかあったりとかですね。


あまりにもこんな事が続くものだから、『も、もしかして電化製品達の人間に対しての反乱が起こってる!?そして20XX年、人間と電化製品達の生存戦争が始まる!?』等と心配しておりましたら…


「タコ足配線は火災の原因になりますよ。」と…コンセントさん。


もしかしなくても、最近電源落としまくってるのはコンセントさんですねっ?

本当に迷惑です。

火災の原因て言いますけど、家はちょっと良いマルチタップ使っとるから心配ないないので、電源落とさなくても大丈夫です!

(`・ω・´)二度と余計な事するなよ


しかし、コンセントさんは

「ダメです。では、ムダなプラグどんどん抜いていきましょう。」

って、プラグ抜きだしましたよ!?


当然、電子レンジさんなんかハンパなく怒っとります。


「何さらしとんのじゃ!?ボケコラカスゥ!

おどれ、いてま…あ……。」


…途中でプラグ抜かれてしまいましたね…。


その後もドンドンプラグ抜かれて私の部屋の電池で動く電化製品以外は活動停止で…シーン…チックタックチックタック状態です。


あの…コンセントさん?

ちょっとやり過ぎですっ。

プラグ電源の電化製品達は全部電源落ちて全滅ですよ。

あぁ、冷蔵庫さんも電源落ちてる。

食料が…。

コンセントさん、せめて冷蔵庫さんの電源は元に戻してくださいよ。

(´;ω;`)アイス全滅したらどうすんねん



あ、スマホは生きとる。

スマホさん、高みの見物って雰囲気であくびしよりますね。

すみません助けて下さい。コンセントさんに言うてくれませんか?ってお願いしても、ニチャァって笑って

「あーしカンケーねーし。わら。」

ですと。

(´・ω・`)そのうち電池残量10%切ってそこから恐怖に震えろ



私、本気で焦ってますのにコンセントさんは聞く耳持たず

「ムダな電気は地球温暖化の原因にもなります。必要ない物のプラグを抜くのは地球の為、自分の為なのです。」

とクソ真面目な顔して、眼鏡してないのに眼鏡上げるクイって仕草しながら言いよりますわ。


そんなやっとりましたら

スタ、スタ、スタ、スタ


ブルマちゃん登場です。



ブォ、ブォ、ブォ、ブォルマちゃーーーーーーん!!!!

助けてニローーーーーー!!!!!

コンセントさんが!コンセントさんがーーーーー!!あとスマホさんがーーーーーー!!!

(´;ω;`)


私、ブルマちゃんにすべて告げ口しました。

全部きれいサッパリにぶち撒けてやりましたよ。

そうですね絵面としてはド◯えもんに泣きつくの◯太みたいな低能な感じではなく、ジ◯イアンに泣きつくふりして影で操るス◯夫って感じですね。

(゜∀゜)フフ、我知将也



そしたらブルマちゃんは

「オイ…ボケコンセント。何、勝手ニャ事してんのニャ?冷蔵庫には俺様の食料が入ってるの分かっててやってるのニャ?俺様の食料ダメにする気ニャ?つまり…お前俺様と戦争する気なのかニャ?……あぁそうニャ。そんなに電気のムダ使いダメなら手伝ってやろうかニャ?プラグ一本一本抜くなんて手間かけずに……ククク、そうニャ。ブレーカー落とそうニャ?

…そしたら、お前も他の電化製品と同じように動けなくなるよニャ?無駄な電気は落とさないとニャ。なら、無能なヤツの電気も落とさないとニャ。ククク…どうニャ?ブレーカー落とすニャ?」

ってもの凄い悪い顔して、コンセントさんを脅しよりました…。


で…

コンセントさんは、足ガクガクさせ半ベソかきながらプラグ元に戻しましよりました…。


そして、ブルマちゃんは

「おいブサイク…お前のどこが知将ニャ。お前はの◯太以下のド低脳ニャ。この腑抜けがっ!…あ、そうニャ。冷蔵庫にあった焼きかつおの残り半分、明日朝食べるニャ。しっかりラップで封しておくニャ。分かったニャ?」

と言い、近くにいた茶トラのノラ猫に殺しそうな威圧をかけてから帰って行きました。

(´・ω・`)もうすでにラップで封してます…あとその茶トラ誰?威圧されても涼しい顔してどっか行きましたね



「兄貴ぃぃぃ~!さすがですぜぇぇぇ~!!」


ビクぅっ!

電子レンジさん、いきなり大声出さないでっ!

ビクったやないですかっ!

(>_<)


しかし、色んな物と話せるようになったって苦労が増えるばっかりでホントしんどいですよぉ。

(;≧д≦)味方してくれる電化製品さんっていないの?


あら、お時間きちゃいましたね。

では、また次回をお楽しみに。

(*^▽^*)ノ

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