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第十二話 金色の缶詰めウマウマの戦い

あ~、今日もウニャキジちゃんは、ご飯かかさず来とりますな。

(^_^;)


「ウニャキジちゃん、今日は何食べていかれますの?」


「金色の缶詰め下さいウニャ。あれうまいウニャ。ウチ、金色の缶詰め大好きウニャ。」

とウニャキジちゃん。


「あいあいヨカですよぉ。じゃぁ、金色の缶詰めにカリカリフードを混ぜてと…。」

私、ニャンコ達の健康の為にカリカリフードを買いましたの。


でも、ウニャキジちゃんたら

「嫌ウニャ。カリカリフード嫌いウニャ。ウチ、金色の缶詰めだけで良いウニャ。」

とワガママさん…。


「ウニャキジちゃん!ダメですよ!カリカリフードが体に良いの!それに金色の缶詰めはブルマちゃんと半分こにするの!分かった?」


私、最近しつけに厳しくなっとりますよ。

フフフ。

誰がご主人様か分かってもらわなです。


しかし…

「ブルマなんかにあげんで良いウニャ!ウチが全部食べるウニャ!ウニャーウニャー!ウニャーウニャー!」て…。


「うわ、始まったぁ!ウニャキジちゃんうるさいですよっ!近所迷惑!止めなさい!」


「全部くれるまで言うウニャ!ウニャーウニャー!ウニャーウニャー!ウニャー、ウ!?…うにゅぅ。」


あれ?ウニャキジちゃん倒れました。


「…このバカガキが。遠くまでお前の怪音波が聴こえるニャ…。」


あら…ウニャキジちゃんにブルマちゃんのニャンコパンチが火を噴いたようです…。

ブルマちゃん登場。


ウニャキジちゃん倒れとります…。

「ウ、ウニャキジちゃん大丈夫…?」


「うにゅぅ…負けないウニャ。ウチだっていつまでも負けてるわけにはいかないのウニャ。ウチは今、成長期!育ち盛りウニャー!」

とウニャキジちゃん泣かずに、ブルマちゃんにかかっていきましたよ。


うむ。

ウニャキジちゃん、成長してるんだね。

もっと大きくなるんだよぉ。

私、なんだか親になった気分です。

子供のケンカに親がシャシャリ出るわけにはいきません。

私、このケンカ止めずに見守る事にします。


おっ。ウニャキジちゃんが、見よう見まねのブルマちゃん式ニャンコパンチを繰り出しましたよ。


「ブルマ、くらえウニャー!」

とウニャキジちゃんのニャンコパンチが、ブルマちゃんを襲う!


しかし

「ふっ…甘いニャ。バカガキにはお仕置きニャ。」

と、ブルマちゃんのワンツーがスパパーン!!って先にウニャキジちゃんに入りましたわ…。


「ふっ…新技ニャンツーパンチ黒マグロ。決まったニャ。」

とブルマちゃんニヤリ。


で…ウニャキジちゃんは泣きベソかいて帰って行きました…。


「こらー!ブルマちゃんやりすぎっ!ウニャキジちゃんは子供なんだから手加減せんとっ!ブルマちゃん反省!」


しかしブルマちゃんは

「ふっ…子供のケンカにシャシャリ出ないんじゃなかったのニャ?結局お前は親バカブサイクって事ニャ。…ククク。」

とニヤリと笑い帰っていきました…。



あぅ…シャシャリ出ちゃった。

(*_*)

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