第十話 ウニャキジちゃん観察日記
ある日のウニャキジちゃん
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AM6:50
近所の家の前でウニャーウニャー。ご飯をもらい食べる。
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AM7:50
家の裏の山の草むらで草だらけの姿で何かを食べてる。
ウォーキング中の私に気づくと
「たまおしゃんオハニャリン。ウニャハハ。遊んでくるウニャ。バイバーイ。」
と言いモグモグしながら草むらに消える。
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AM8:45
遠くの茶トラ猫のチャコネちゃんに
「こっち見るなウニャー!」
とネチネチ。
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AM9:30
洗濯物干しをしていた私に
「朝何も食べてニャいウニャ。何かおくれウニャー。」
と嘘をつき黒缶をせしめる。
黒缶を食べたあとはどこかに遊びに行く。
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pm1:00
買い物に2kmくらいの距離のスーパーへ自転車で出かけると、スーパーの隣りの家でまた何かを食べているのを発見。
私に気づくとなぜか満面の笑みで
「かつお節かけてもらったウニャ♪うまいウニャ♪」
と言ってくる。
よその家の前で猫と話すのは変なヤツと思われる可能性があるため、何にかつお節をかけてもらったのかは聞けず。
すでに器は空になっていたため確認もできず。
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PM7:30
家の前でチャコネちゃんとケンカ。
「チャコネはよそで食べよるたいウニャー!アッチ行けウニャー!」
と口ゲンカにもち込もうとするも、チャコネちゃんが背中にいつもかるっているクロマグロのリュック式ぬいぐるみ『マグロニャルド』で数発殴られて結局泣きベソ…。
私に助けられ、その後は私の晩御飯のお刺身の残りを食べ帰って行く。
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PM8:30
ブルマちゃんに連れられ我が家へ。
「このバカガキ…ここで食べた後、他の所でも食べてたニャ。チャコネのとこでも食べてる事あるニャ。…で、今食べ過ぎで吐いてたニャ。…他で食べてるから、コイツには飯やるニャよ。…ヤレヤレニャ。」
とブルマちゃん。
ウニャキジちゃんは
「気持ち悪いウニャぁ…うにゅぅ。」
と、暫く部屋で休む。
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PM10:00
具合が良くなり、帰り際の一言は…
「明日の朝ご飯何ウニャ?」
ですと…。
(T_T)