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第九話 スマホゲームと痴漢冤罪でゴンドラボール登場

私スマホゲームをやるんですが、最近課金なんてもんに手を出してガチャったりもしてるんです。

最初は数百円くらいの課金だったんですが、今は新しいガチャが出たら3000円~5000円くらい課金する事があるんですよ。

でもなかなか欲しい武器とかアイテムが手に入りませんね。


何回か数千円課金してみて思ったのですが、ほとんどがお金ドブに捨てたのと変わらない結果しか得られません。

なので数千円じゃなくボーナス貰ったら数万課金して11連ガチャとかいうのをたくさんするべきか?なんて思ったりしてるんですが、課金したあと欲しい物が出なかったら、気持ちが凄く落ちてしまって後悔の念に押しつぶされそうになります。


なので、ボーナスをつぎ込むのはやめておこうかな、いややっぱりつぎ込もうかななどと心の中で、理性と射幸心が綱引きしております。

(゜∀゜)まぁ私の性格からしたら、ボーナス貰ったらきっと理性は飛んで課金だな



今回は、そんなスマホゲームをしていた時に起こった時のお話。


私スマホゲームをしているせいで、スマホの使用頻度upしまくりなんです。

昨日もスマホゲームをしてたら

「あのぅ、モシモシ。」

ってスマホさん。


なんですの?

この前、コンセントさんの時の事忘れてませんよ。

なんで「わら。」って馬鹿にしたスマホの話を聞く必要があるんですか?

なにか用事があっても

『私にはかんけーないですし。草。いや、森。いや山。谷を越えてですよ。』

って言ってやりますってんだ!

(`・ω・´)クワっ!


そんな私の怒気も気にせずにスマホさんたら

「流石に1時間も握りしめられたら、あーしも困っちゃうかなぁ。あなたじっとあーしの事見つめちゃってるしぃ。しかも、あーしの体アチコチつついてくるしぃ。このスケベ。」

ですと…。


ちょっと誤解ですよっ!

私、そんな事してるつもりないですって!

私、必死に説明したんですけど…


スマホさんは

「警察行く?痴漢されましたって言っちゃおっかなぁ。う~ん、でもアナタ困っちゃうでしょ?

…10万コインでイイよっ♪」

て言うですよ。


は!?10万コイン!?

スマホさん、ゲームされてますの!?

つーか、高ぁ!


私、怖くて足ガクガクして震えちゃいましたよ…。


ヤバイ痴漢にされてしまう!

何とかせな!

私はスマホゲームをしてただけですよっ。

痴漢なんてしてません!と必死に説明しましたが


携帯電話さんは

「アーン痴漢コワーイ♪大声出しちゃおっかなぁ♪10万コイン払えないならぁ…ウン、警察行こっか。」

とニヤリ。


どうしよう…。

(T_T)


困ったですよぉ…。

他の電化製品さんに助けを求めましたが


「たまお!!!!おどれはヤルヤルと他のヤツに聞いとったけどまさか本当にヤルとは思わんやったぞ!!!このバカタレが!!!ス、スマホはん!!たまおは本当は良いヤツなんや!!!本当は痴漢なんかするようなヤツやないんや!!今回はちょっとした出来心やったんや!!!!堪忍したってくれやぁ………グスグス。たまお、お前も…謝らんかいぃ…このブサイク…ボケコラ…カスぅぅぅぅうぅ…グスグス…。」

と電子レンジさん。


電子レンジさん何そのキャラ崩壊。日頃怖いのに実は優しいおっちゃんな感じの諭しにつられて、思わずスマホさんに謝りそうになりましたわ。

いやいや。悪くない。

謝ったら認めた事になって終わりですよ。

けっ、電子レンジさんたら良いヤツぶっちゃって!

そうだよ。私、痴漢なんかしてないのに!

(`・ω・´)決めつけ良くない!


そこへ

「たまお。顔にコンプレックスあるとは聞いとったけど、痴漢はあかんやろ?けどやなぁ、本当にやったんか?ワシは、たまおに痴漢しぃきる度胸があるとは思えんけどのぉ。電子レンジよぉ。たまおは痴漢やっとらんのかもしれんぞ?」

と冷蔵庫さん。


そ、そうですよ!

私が痴漢なんて事できるはずないです!!

冷蔵庫さんが私を助けようとしてくれてますよーーー!!!

って感激していましたら


「いや冷蔵庫、たまおはポテチとアイスばっか食うとるから頭おかしなって痴漢したんかもしれんぞ。たまお、ワイが一緒に警察に行ったる。一緒に謝ったるからおどれはしっかり罪償ってくるんやぞ。」

って電子レンジさんが余計なこと言いよるんです。


そしたら、ほらぁ

「そうやったぁ。ポテチとアイスばかり食っとるわ。そりゃ頭おかしなるの。たまおワシも一緒に警察行ったるから。大丈夫や心配すな。アイスは溶かさんようしといたる。たまおは安心して罪償ってきたらええ。」

と冷蔵庫さん男前な顔して親指立ててgoodのジェスチャーですよ。


チ、チっキショーーーーーーーーーーー!!!!!!!

こいつら味方のようで敵ですわ!!!!!

もうありえへん!!!!

このままじゃ痴漢に仕立てられてしまう!!!!!

(゜Д゜#)スーパーぴえとろ!!!



アウゥ…ブ、ブルマちゃん!助けてぇ!!!!


私、思わず叫んでしまいました…。


そしたらスマホさん

「はぁ?ブルマって誰よ?何?そのふざけた名前?ウケるんですけど!?ゴンドラボールかっつーの!?わら。

それよかどうすんの?払う?警察?」

と、この前みたいにニチャァって笑いよります。



しかしそこへ…


「ふざけた名前で悪かったニャ…。」


ブルマちゃん登場!!


あ!!!!

ブルマちゃん!!!!

うぅ…。

(T□T)


私、ブルマちゃんに全てを話しましたらブルマちゃんはスマホさんのとこへ。



「オーイ、ドブスちゃん。…顔赤いニャ?俺様に惚れたニャ?」


「は?テメェ何言ってんの?違ぇよ!充電ランプの赤だっつーの!」


「…体熱いニャ?体調悪いニャ?それとも俺様見て体火照っちまったニャ?

ふっ…ドブスちゃんには悪いが、テメェは俺様の趣味じゃないのニャ。気を落とすニャよ。…ククク。」


「だから違ぇっつってんだろ!ソイツが長時間スマホゲームやってっから熱くなったんだろーが!」


「ふっ…今何てニャ?」


「あ゛?耳遠いな、ジジィか?ダカラぁ、ソイツが長時間スマホゲームやってっからだって!」


「ふっ…ブサイクがスマホゲームをしてたと認めたニャ?痴漢じゃなくてスマホゲームをしてたと今テメーで認めたニャ?」


「………言ってねーし。こいつ訳ワカンネ…。」


「ふっ…ヤレヤレニャ。オイ、ブサイク。そろそろ機種変の時期ニャ?」


「えっ!?ちょっ!あっ!エヘ♪たまおさん♪冗談でーす!!たまおさん、今からスマホゲームされます?」


スマホさん、変わり身早っ。

で、解決…。

(^_^;)つか、ブルマちゃんむっちゃブサイク言う…


しかし、ホントブルマちゃん感謝ですよ。

ブルマちゃんありがとうございます。 


「けっ…腑抜けが。お前はホントにお馬鹿ニャ。…まぁ良いニャ。そんな事より今日のメシは…ブサイク分かってるよニャ?」


ん?もしかして?

(*´▽`*) この流れは!



ははぁ~。

分かっております。

高くておいしい…アレでございましょう?

 

「ククク…ブサイク屋。お主も相当な悪よニャ。」

 

いやいや~、お代官様には敵いませぬ。

 

「クククク…。」

グヘヘヘ…。


そして、電化製品達は


「兄貴ぃぃぃぃぃぃい!!!流石ですぜぇぇぇぇ!!!!」


「冷とうしてかなんから、早よ高くておいしいアレ持ってって~。」


と、言うとります。



「やれやれニャ。ブサイクそろそろ締めるニャ。とりあえず電化製品が喋るなんてありえんニャ。」


最後までむっちゃブサイク言う…。

(^_^;)オシマイコー



あら、お時間きちゃいましたね。

では、次回をお楽しみに。

(*^▽^*)ノ

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