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アドミラルドラゴン(星海転生)  作者: 伊藤洋行
第一章 ダイゴ誕生
2/14

目覚めましたよ、ダイゴさん

 2話目、更新しました。

 タイマーがカウントダウンしている。

「時間になりました、覚醒モードに移行します」

タンクの中の疑似羊水が排出されスタッフにより

養成体は管理ベッドに移され、それから数時間経っただろうか。


養成体はなんとか起き上がることが出来た。

「おはよう御座います、NO.11120152141975」

「大丈夫ですか?」


AIの音声に対して少し間をおいて彼は返事をした

「だ・・・大丈夫です」


「どうやら睡眠学習は出来ているようですね」

「それでは24時間程してから次の課程に入りますので体調を整えておいてください」

そう言うと黙ってしまった

ここは人間製造システムの一つ"イズモ"の一室だ


この時代、人類は自然出産と人工授精で二通りで増えており、後者の場合、短時間で17歳相当まで成長させ、睡眠学習により即時社会適応させている。

勃発した魔王軍との宇宙戦争による人口の急激な減少を防ぐ為、当初は倫理な観点から反対もあったが戦争の激化によって承認されるに至った。


 彼は睡眠学習時に"ダイゴ"と名づけられた。

AIによるランダムな選択ではあったが嫌ではなかった。


本来、人間の成長には経験学習等による人格形成があるのだが、高度に発達した睡眠学習と遺伝的記憶、疑似記憶のすり合わせにより、短期間で優れた人格者を作り上げる事に成功していた。


その後、ダイゴは一週間かけて各種検査と調整を行い最後に進路についての適性検査を受けた

「宇宙戦闘要員としての適性が高いと思われます」

「ただ不確定な要素も多いので本人の確認を要します」


AIによる診断結果にダイゴは素直に答えるのだった。

「わかりました、それでお願いいたします」


それから1年、彼は宇宙戦闘要員となるべく、いろいろなカリキュラムをこなしていき、最終的に士官コースの"艦長"となるべく学習が行われたのだった。







2話目、修正しました。

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