表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人生と一人部屋  作者: レモン
1/1

ABSOLUTE ALONE

初めまして、レモンです。


初めて書く小説なのですが、コメントや直すべき場所などあればぜひお願いします。

序章


一人部屋というものに憧れていました。


自分だけの机、椅子、ベットや本棚、そういった自分だけの空間というものに恋い焦がれていた。

いつか手に入れたいその思いが強かった、しかし、現実は決して甘くはなかった。


なぜなら、そう一人部屋を手に入れた代わりに僕は完全に孤独となってしまったからだ。



どこから、話せば良いのだろうか。

僕は大学生になっていた。

だが、大学生という身で一人暮らしというのは予算上の問題で無理だった。

お金を貸してくれるような友達、ましてや彼女などいたことがなかったので、寮生活を淡々と送っていた。

そんなある日のことだった。


不意に目が覚めたと思うとそこは自分の理想の一人部屋だったのだ。

僕が求めていた世界がそこにあった。自分だけの空間、誰にも邪魔されない世界。

ふと机を見ると、一枚紙が置かれていた。


”ようこそ、一人部屋へ

この世界に残りますか、それとも元の世界に帰りますか”


冷や汗をかいた。突然の人生に選択に迷っていた。

元の世界に帰るか残るか選ばなければいけないのかと試行錯誤している自分がいた。

自分の選んだ選択肢はこの時間違っているとは到底思わなかった。


”この世界に残る”

そう僕は言い放った。




読んでいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ