4話
もう少し過去編やります
夜の
12時頃だった゜家の玄関に轟音が響いた
急いで部屋から飛び出し駆けつけるとそこには、黒いマスクを付けた人間達が十数人いた。
「潜入成功、これより目標物を回収する」
一人がトランシーバーかなにかに話しかけていた゜その時一人が俺の存在に気づいた゜そいつはすぐに俺に向かって襲いかかって来た゜
「大翔」
父にな名前を呼ばれ俺はハッとした゜目の前で父が黒マスクの攻撃を止めていたのだ゜
「早くここから逃げろ!」
そんなこと言ったって一人でこの数を相手にできる訳がない。でも、今俺にできることなんて何もない゜
戦う父を背にしながら俺は泣きながら走ってその場から逃げた゜
裏口から外に出ると家族とお手伝いさん達がいた゜
「大翔、無事で良かった」
そういって母が抱きしめてくれた
「お父さんはどうしたの」
俺の心にその言葉が突き刺さった
「まだ中にいて戦っているんだ」
その場の空気が冷たくなった
「私、行ってくるわ、みんなをよろしくね」
そう言って母は父の方に向かって走って行った
「奥さま!」「母さん!」
俺逹が名前を呼んだが母が振り返ることはなかった゜
しばらく立ちすくむ俺達、すると目の前で爆発音が響いた゜俺はいてもたってもいられなくなって爆心地へ走り出した゜