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勇者になりたい村人A  作者: ぱんどらの箱
5/5

勇者と一向

えっと……ミィです。

あの、勇者になっちゃいました……。

まさか、台座に刺さってた…剣が…抜けるなんて……。

そ、そんなこんなでもう5話目です!

割と続きますね…グダグタなのに!

先にネタバレします。

今回は私メインのお話です。

初のセンターです!やった!

って、違う違う。

さて、これからどうなるかお楽しみください!

どうぞ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ミィとローグ、ウェンディアはギルドに来ていた

「こ、これから、私たちのパーティーを登録したいんですが…」

「はいっ!でしたら、各お一人ずつのお名前とご職業、それからー」

受付の人が笑顔で丁寧にギルド登録の説明をしている

そして、その横でローグはうな垂れていた

「………勇者…なりてぇ…」

さっきから、こればかりだ。

「あの、これで宜しいのですか?」

ローグを傍目にミィは受付を済ます。

そして、何とか無事にパーティー登録は済んだ。

ミィ達のクラスはFクラスで最高クラスはSSS。

ちなみに、誰もまだそのクラスは居ないらしいがそれでもSクラスは存在する。

そして、クラスごとに受けられるクエストが決まっており、私たちFクラスが受けられるクエストと言うと迷子探しやスライムなどの下級モンスター討伐くらいしかない。

「ローグ…ごめんね。私もまさか、抜けるなんて…思ってなかったから」

そう言いながらローグに近づくが避けられているのが分かる。

「とりあえず、クエストに行くぞ。これで良いか?」

ウェンディアが空気を読まず、モンスター討伐のリストを持って来る。

ちなみに、対象クラスはEクラス以上。

勿論、受けられるわけがない。

「……もう、勇者おれ、諦めるわ…」

こっちもこっちでめんどくさい。

「あーもうっ!ウェンディアもローグもしっかりしてよ!ローグ!少しでも早くここの魔王倒して次の世界で勇者になれば良いでしょ?!それに、ウェンディアもちゃんと対象クラス確認して来て?!私たちはFクラスなの!EとかDなんて受けられないのよ!」

流石に、頭にきたので怒涛のごとく罵声を浴びせる。

そして、ローグは単純バカなのでその言葉を聞いて元気を取り戻す。

本当にバカ。うん、バカ。

「そ、そっか!そうだな!ミィ!早く魔王倒そうぜ!」

「そ、そうよ!…けど、ちゃんと強くなってからじゃなきゃ私たち死んじゃうからもう少しだけ我慢して!」

「あぁ!分かった!なら、そうと決まればチャチャッとレベル?上げて魔王倒そーぜ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ローグがやる気を取り戻してからは早かった。

Fクラスだったのに、たったの7日でAクラスにまでなってしまった。

流石にここまで来るとこの世界ではお金に困らない…。

「よしっ、こっち仕留めたぞ!ミィ、そっちに魔物が残ってる!」

ローグは戦闘においてはかけがえのない人となっていた。

奇襲、罠術、全てにおいて完璧だった。

相手の弱点をよく理解し更には、自分たちのするべき事を的確に指示、行動に移す。

そのお陰で、遂に魔王城付近の魔物を倒すまでに至る。

「………ローグが、勇者になったら無敵かもしれないな」

ウェンディアも、ローグの的確で完璧な指示などに感嘆していた。

次の話でこの世界の魔王を倒せるかもしれない。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次回に続く

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