勇者誕生?!
今回のナレーションはタクミ=ウェンディアが送ります。
前話よりかなりの時間が経ったが俺の瞬間移動で街まで来た。
さて、今回は何が起きるやら…
そして、ローグは勇者になれるのか…
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「スゲー武器多いー!」
ローグ達はいま、武器屋に来ている。
「ちょっっ、ローグ!お金持ってないのよ!?私たち」
「あ、そっか…。魔物狩らないといけないんだっけ…」
「いや、この近くにクエストを募集している所があるからそこに行ってお金を稼げばいい。
簡単なクエストでも100Pは貰えたりする」
Pはこの世界のお金だ。
ちなみに、ギルドに入れば定期的にお金は手に入る。
クラスごとによってだが。
「じゃ、今からそこ行けば勇者になれるのか?!」
「職業に勇者はあるが……1人しかなれない。」
というのも、台座に剣が刺さっていてそれを引き抜いたものが勇者になれる。
ちなみに、俺は冒険者のままだ。
あくまでも、この物語の主人公はローグだからみんな、ローグに引き抜かせようとしているわけで
と、そんなこんなでその例の台座に着いた
「これか……これを引き抜けば…!」
ローグが感嘆しているとミィが台座に向かっていった。
そして
「………ねぇ、ローグ、ウェンディア…?剣が…抜けた」
「「「勇者だ!勇者様が現れたぞぉおおお!!!!!」」」
ミィが剣を引き抜いて居た。
そして、それを見ていた周りのみんながミィを崇めて始めた
「え!?え!?私、勇者じゃないですっっ!」
ちなみに、この場合はもうローグはこの世界では勇者から外れるわけで…
「お、お、お、俺は……勇者、なれないのか?!」
そう、ローグはまた勇者になれなかった。
そして、女勇者がいま誕生した。
「わ、私が……勇者…」
「俺が……なりたかった…」
いま、ここに新たな冒険が始まろうとしている。
そしてそれはまた、次の機会に。
………To be continued?