邪馬台国から来た女
劇場版限定ゲストキャラ登場!
一刀が他の女と浮気している現場を目撃し、激怒する蓮華
だが一刀は何故蓮華が怒っているのか、理由を全く知らなかった。
呉の城
祭「じゃあ儂は北郷が人前で権殿(蓮華)の胸に顔を埋めた(うずめた)に酒壺三つじゃ! 」
雪蓮「私は一刀が蓮華に対してケツでかオババと言ったに酒壺二つよ! 」
穏「じゃあ私は一刀さんが蓮華様の下着を盗んだに酒壺二つです〜 」
茜「私は一刀様が人前で蓮華様と熱いキスをしたに酒壺五つです!今までからして間違いありません! 」
何やら賭け事をする呉陣
するとそこへ
冥琳「あなた達は何をしているんだ 」
冥琳が現れると
祭「いやなに、最近権殿が怒っておるからその理由が何なのかを賭けておったのじゃよ 」
その理由が一刀関係以外であることは誰も思わなかった。
雪蓮「冥琳も賭けない? 」
冥琳「何を言ってるんですか!こんなの蓮華様に見つかったら… 」
と冥琳が言ったその時
蓮華「あ〜な〜た〜た〜ち〜!!♯ 」
雪蓮「げっ!?蓮華!? 」
そこに蓮華と思春が現れ
蓮華「一体何をしているんだーっ!!♯ 」
ドッカァーンッ!!
馬鹿な賭け事をしていたみんなを怒鳴り散らすのであった。
一方、蓮華が怒る原因となった一刀はというと
シャオ「一刀、そんなに干し芋ばかり食べて大丈夫?なんだったらシャオが奢ってあげようか? 」
一刀「大丈夫だよ。それに干し芋も食べ続けてたら意外と美味しいものさ 」
一刀はシャオと共に町の警邏に出掛けていた。
シャオ「でもさぁ、蓮華お姉ちゃんがあんなにも怒るだなんて、一刀ったら一体何したの? 」
一刀「それが俺にも心当たりがないんだ。何故蓮華様はあんなに怒ってるのだろう? 」
鋭いかと思えば時には鈍感な一刀
一刀「(まさかあの事を内緒にしているから怒っているのでは…まさかな、それにあの事はまだ話すべきではないしな) 」
一刀が何かを思っていると
シャオ「あれっ?あの人だかりは何だろう? 」
シャオが浜辺の方に人だかりがあるのを見つけた。
一刀「何かを見つけたのかな? 」
シャオ「行ってみよう 」
スッ!
一刀とシャオが人だかりの中心に行ってみると
バンッ!!
そこには黒髪で巫女装束を着た女が倒れていた。
男「この女、見たことない服着てるな 」
男「でも浜辺に出るだなんて土左衛門(水死体)に違いねえ、せめて墓でも作ってやるべ 」
なかには縁起でもないことを言う人もいるが
シャオ「ねぇ一刀、あの女の人が着てる服って姫子が着てる服に似てない? 」
一刀「確かにそうだが、巫女が何故こんな場所にいるんだ? 」
姫子とは一刀の許嫁で一刀達新星を束ねる神宮寺家の巫女・神宮寺姫子である。
つい最近蓮華と一刀を奪い合ったのだった。
そして一刀が巫女服の女を見ていると
ぴくんっ!
一刀は巫女の女の体が微かに動いたのを目撃した!
一刀「ちょっと失礼 」
スッ!
一刀は巫女服の女の脈を調べてみると
一刀「まだ息がある。ここじゃなんだから城に運ぼう! 」
シャオ「そうだね 」
スッ!
そして一刀は巫女服の女を背中に乗せるのだが
むにゅんっ♪
ぶばっ!!
一刀「がはっ!? 」
シャオ「一刀!鼻血噴いてる場合じゃないでしょ!!♯ 」
巫女服の女の胸が予想以上に大きく、おんぶした際に胸が背中に当たった一刀は思わず鼻血を出してしまった。
それから少しして
呉の城
蓮華「それでは今日の軍議はこれくらいに… 」
軍議が終わろうとしたその時!
バタンッ!!
シャオ「蓮華お姉ちゃん、大変だよ! 」
シャオが慌てて部屋の扉を開けた。
蓮華「シャオ、そんなに慌ててどうしたんだ? 」
シャオ「え〜と、あのね!女で気を失ってる浜辺を部屋が一刀に連れていったの!? 」
蓮華「は? 」
シャオが慌てているせいで所々が間違っていた。
シャオ「間違えた!?浜辺で気を失ってる知らない女を一刀が助けようとして部屋に運んだんだよ! 」
シャオが訂正すると
蓮華「一刀が人助けだと!? 」
ガバッ!!
蓮華は慌てて立ち上がると
蓮華「シャオ、一刀はどの部屋に連れていったんだ 」
シャオ「前の一刀の部屋だよ 」
蓮華「そうか 」
ダッ!
シャオから話を聞いた蓮華は直ぐ様部屋に向かった。
蓮華「(私は馬鹿だった。一刀は人助けする優しい性格だったではないか、きっと美女と一緒にいたのだって何か頼まれたからに違いない) 」
シュルルッ…
この時、蓮華の怒りの温度計は段々と収まってきた。
ちなみに一刀の前の部屋とは一刀が最初に呉の城にやって来た際に与えられた部屋であり、夜な夜な雪蓮が侵入するため離れを作って移ったのだった。(後に神楽が使用)
一方その少し前、一刀はというと
シュシュッ!!
一刀「忍法・気渡しの術! 」
パァッ!!
気は生命力の源である。
一刀は自身の気を分けて巫女服の女を目覚めさせようとしていた。
すると
?「うぅ… 」
女の目が覚めたようだ。
?「はっ!?ここはどこでござるか!? 」
女は起き上がって近くにいた一刀に聞くと
一刀「ここは呉の城だ 」
?「呉の城…ではこの城に北郷一刀という人はいませんかでござる!? 」
女が更に聞いてくると
一刀「北郷一刀なら俺のことだが 」
と一刀が答えた瞬間!
?「よかった!会いたかったでござる! 」
ぎゅっ!!
一刀「うわっ!? 」
何と!?女はいきなり一刀に抱きついてきたのだ。
しかも…
むにゅんっ♪
一刀「(む…胸が〜!?) 」
ブブッ!!
濡れた巫女服のままだと風邪を引くため今の女はシャオの寝巻きを着用していた。(着替えはシャオがした)
そしてこの時代の寝巻きは湯浴み着のようなものであり、しかも小柄で貧乳なシャオの寝巻きなので背丈は並でも巨乳の女がまともに着れるわけがなく所々はみ出たため半裸になった女はそのまま一刀に抱きついてきたのだった。
だがその時!
バキンッ!!
一刀「(この音は!?) 」
何やら嫌な音が聞こえたため、一刀がそちらを見てみると
蓮華「か〜ず〜と〜!!♯ 」
ゴォッ!!
そこには怒りまくる蓮華がいた!
ちなみにさっきの嫌な音は蓮華が扉を握り潰した音である。
蓮華「あなたという人は!!♯ 」
ブッチーーンッ!!
そして半裸の女が一刀に抱きついているという状況を見せつけられた蓮華の怒りの温度計は破裂してしまった!
一刀「こ…これには事情が!? 」
蓮華「問答無用!主君命令だ!斬られなさ…♯ 」
い!!と続けて蓮華は言おうとするが
ガシッ!!
雪蓮「落ち着きなさいよ蓮華!? 」
怒り狂う蓮華を雪蓮が取り押さえたのだった。
雪蓮「(一刀が切り殺されたら私が子作りできないじゃないの!!) 」
まぁ一刀を助ける理由は己の私欲のためであったが
それから少しして、ようやく少しは落ち着いた蓮華がみんなを集めて女の話を聞いてみると
壱与「申し遅れたでござる。妾の名は壱与、邪馬台国から来た者でござる 」
一刀「(邪馬台国、つまり現在の日本か、それで巫女装束だったわけか) 」
蓮華「我が名は呉の王、孫権だ。壱与殿、その邪馬台国のものが何故この大陸にいるのだ? 」
蓮華がその事を聞いてみると
壱与「実は妾の国である邪馬台国に恐ろしく強く、異形な術を使うものが現れ、邪馬台国を乗っ取ってしまったのでござる! 」
一刀「(恐ろしく強くて異形な術を使うもの、まさか黒龍軍か!?) 」
黒龍軍の誰かが邪馬台国を乗っ取ったのだと考える一刀
壱与「妾が助けを求めに邪馬台国を出た際、奴らが言ってたのでござる。『大陸の呉にいる北郷一刀に注意しろ』と 」
どうやら邪馬台国にいる悪人は一刀を知っているらしい
これはまだ新たなる戦いの序章であった。