表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
輪廻家族 〜五千年の怨恨呪詛 呪われた家族の輪廻の旅〜  作者: 喜遊元 我可那
共に進む為に
53/84

権也とカンちゃん編 4

第53話 飛び出せ権也!


この修行場に留まって何日程経ったのだろう…。

余りにも強力な結界を施した事により、外に出たくても出られないままの権也達だった。

魂の器の底上げが完了した権也だったが、流石に暇を持て余していたのだった。

「暇だね…」

(暇やな…)

ー暇ですな…ー

いやいや暇って…。

そんな悠長な事を言ってても良いのだろうか?

だが

「へへっ魂の皆んなも暇何だ〜、それじゃ何かして遊ばない?」

ーこれは失礼しました…ですが遊ぶとは、一体何をしようとお考えで?ー

(せや、何するっちゅ〜ねんな?何やかんやと良い案出てこんから、かなり遊び尽くしたで?)

「それじゃさ〜ダーツしない?」

(ダーツ?)

ー失礼ながら、そのダーツとは…ー

「えっ〜とね、的当てだよ」

(的当て?そりゃ弓とかと同じモンやないのか?)

「まぁそんな感じなんだけど、弓を使わずに、小さな矢を手で投げるの」

(ほほう…なる程なぁ〜)

「詳しい点数の付け方はしらないけれどね、真ん中に矢が刺されば高得点なんだ〜。でも確かもっと得点高いの有った気がするけど、良く分かんないから、取り敢えず真ん中が1番点数が高いって感じでやってみない?」

(それオモロそうやな、ほなちょっくらやってみようか?)

ーそれは宜しいのですが、簡単過ぎでは無いですか?…我等には力が有るので、真ん中に当てるだけだと、誰もが当て続けると思われますが…ー

「そっかそうだね、それじゃ如何しようか…?」

(せやったら、チッコイ的を結界ギリギリ迄離して、メッチャ遠くからやればエエんちゃう?)

「そっか!それ良いよね!あっ後さ、障害物として風を的付近に吹かせば良いんじゃない?」

(それエエ案やな!ヨッシャそうしよ!ほな的とか準備するさかい、その間にそのダーツの矢っての作っといてんか?)

「OK〜!ねぇ皆んなもちょっと手伝ってくれる?僕のイメージ共有して良いから」

ーそれじゃ失礼して…ー

この時魂達は、権也の底抜けの明るさに限界がない事を知るのだが、それはそれで嬉しくも思えた。

そして権也の要望にも応え、様々な形のダーツの矢を幾つも創り出す。

(おっ?そっちの準備は終わったみたいやな。こっちも準備出来たさかい何時でも出来んでぇ〜!)

「それじゃゲーム開始!先ずは僕からするね!エイッ!」

思いっきり的を外す。

(あひゃひゃひゃひゃ〜!全然やないか権坊〜!)

「う〜〜っ!それじゃカンちゃんもやってみなよ!」

(オッシャ!こんなん簡単やがな!先ずは分身体出して…そりゃっ!)

今度は的迄届かず

「アッハハハハハハッ!や〜いや〜い!カンちゃんも出来ないんじゃない!」

(このぉ〜…言い返せん…)

ーでは我等が…ー

ビュシュン…

「ええっ!1発!?」

(な、何やと〜!?ホンマかいな!?)

ーフッ…簡単でしたよ?ー

(こ、こん…おまん等、何得意気に言ってくれてんねん!次は絶対決めたる!先ずは権坊行ったれ!)

「よ〜し、次は決めるね!エイッ!」

ピュシュン…

「やった〜!上手く当たったよ〜!」

(チッ!当てやがったか…ほなワイも!そりゃ!)

スカッ…

「ブワァハハハハハハハハハ〜!」

ーフフッ…ー

(〜〜〜!こんボケー!何でや!?ちょいもう1回や!とりゃぁ!)

ピュー…バシン…

(おっ?当たった…当たったぞ権也!どや!)

「当たっても、真ん中じゃ無いじゃない…。ちゃんと真ん中当てないと」

(〜〜!チクショウが〜!!そもそもこんな変な矢で当たる訳無いやろうが!何してワイだけ変な矢ばかりやねん!?)

「そんな事無いよ?僕も普通の矢は使ってないよ?」

ー我等もですよ?カンちゃん様…ー

(キーーーッ!こんチキショウ〜!次は真ん中当てたる!)

これ以上無い程の集中して的へと矢を放つカンちゃん。

ピュシュン!

(どや!ちゃんと当てたやろ!ワイに不可能は無い!)

「…おっそ〜…今頃そんな事言っても、全然説得力無いよ?カンちゃん…」

(何やと〜!?ほな権坊も連続で当てられるんかい!やってみー!)

ヒートアップするカンちゃん。

「上手く行くか分からないけど、やってみるよ!」

そう言って、権也も最大限に集中して連続投矢する。

全て真ん中に命中するのだが、無意識に矢に風のドリルを付加させての投矢だった為、的が破壊された。

その時、結界にある現象が起こる。

音をたてて歪んだかと思えば、薄くヒビが入るのだった。

(何や今の!?)

「せっかく創った的壊れちゃったね…ごめん…」

(そんなん気にしなや〜、的なんてまた創ればエエ…ちゃうわー!そんな事言うとるんや無いっちゅ〜ねん!今権坊の矢が連続して当たった時、結界にヒビ入ったの分からんかったんか!?)

「あっそう言えばそうだね…で?」

(で?や無いやろが!エライ凄い事した自覚無いんかい!?なぁ権坊!?)

「………あっ!全部ど真ん中だったのが、凄かったんだね!」

(うんそうそう……ってこんドアホッ!だからちゃう言うねん!ヒビ!ヒビが入ったやろ!)

「…それが…あ〜!なる程ね!結界にヒビが入ったって事は、結界が壊せるって事なんだよね?」

(せや!ほんでもってな、外に出られる様になるって事や)

「な〜んだ、それならそうと分かり易く言ってくれれば良いのに〜」

(いや普通気付くやろ…権坊の兄ぃと姉ぇは直ぐ気付くで?気付かんの、権坊と多分オカンくらいなんちゃう?…)

「そっかな?」

(あ〜天然さん発動しよったか…ふぅ…何か泣ける…。不憫で可哀想なワイに泣ける…)

ー心中お察しします…ー

魂の器の底上げが完了したのに未だ幼さだけでは無く、夕香譲りの天然を発動させた権也の相手をする事に対し、魂達もカンちゃんに同情するのだった…。

(まぁエエ…取り敢えずは皆んなで同じトコ、有りったけの力で攻撃しまくんでえ!エエかぁ!?)

「了解〜!」

ー分かりましたー

(ほな!開始や!)

これでもか!と言うくらいに、1点集中攻撃。

結界に少しずつ亀裂が入り

(権坊最後はお前がキメ!ドカーンとイッタレ!!)

「OK〜!」

権也は髪の毛が逆立つ程に力を溜め、意思を強くイメージする。

その時権也の魂が、目や皮膚が黄緑色の炎の様な揺めきに変わり、まるで神や精霊かの様な風貌にも見えるのだった。

その姿にカンちゃんや魂達は、驚き感動するのだが

「ギュルギュルドッカーン!」

術のネーミングセンスにコケそうになる。

(ホンマ何やねん!そのギュルギュルドッカーン!って!どんなセンスしとんねん!)

ーケネラ王子…我等もそう思います…ー

と一応ツッコミが入るのだが、その術の威力は半端無く、凄まじい音をたてて結界を破壊するのだった。

(何でアホなネーミングなんやのに、こんな凄ぅ威力有んねん!意味分からん!)

ーハハ…ハハ…ー

カンちゃんのツッコミ、乾いた笑いしか出ない魂達…。

最早権也が持っている強さの基準値を、測ることがバカバカしくなったカンちゃんだった。

「結界、如何にか壊せたね〜!」

(ホンマに凄ぅ威力の術やったな…。多分やけど…瞬間的な爆発力は、家族の中で権坊が1番有るんやろうな…。だが権坊の性格上、もの凄うムラが有るさかい、今みたいに集中力をMAXにせなアカンみたいやな…)

「そうなんだ…。でもやったね!僕にも1番になれるモノが有ったんだ〜!ヤッタァ〜!」

(ん?それ、如何言うこっちゃ?)

「…僕ね、いっつも信兄ちゃんや阿沙姉ちゃんと比べられてさ、ずっと学校での人気No.2なんだよね〜」

(ん?)

「勉強もね、テストとかは大体100点なんだけどさ、苦手なのは点数低いんだよね…。学年ではトップだけど、学校中では今は阿沙姉ちゃんが1番だから、僕それ以下なんだよね…」

(んんん?それがどないしたん?)

「僕何でも良いから、信兄ちゃんと阿沙姉ちゃんより優れてるって、思われたいんだよね〜」

(頭オカしくなったんか?そんなんど〜でもエエやんか?ちなみに聞くけど、権坊が学校入った時、信はんも同じ学校に居てたんやろ?そん時は、誰がイッちゃん上やったん?)

「勿論信兄ちゃんだよ。あっ阿沙姉ちゃんも同率トップだったと思うよ?」

(そうかぁ…何や権坊のコンプレックスや言う事何やな?前向きな権坊やと思っとったから、そんなモン気にして無いんかと思っとったんやけど、権坊にも悩みが有ったんやな…)

「そりゃ有るよ!自分で言うのもなんだけどね、僕達の兄弟ってさ凄く憧れられてるんだよね。それも他の学校の人達とかにもね。信兄ちゃんは頭良くてスポーツも出来るし格好いいでしょ?阿沙姉ちゃんも勉強出来るし可愛いって言われてるんだよね…。僕が小学校に入りたての頃は、その2人の弟としてスッゴく期待されてたんだよ?僕も頭が良くて、スポーツも出来て格好良いんだろうなって、勝手に…」

(………)

「正直そんな事、僕知らないのにね、先生とか信兄ちゃんや阿沙姉ちゃんが出来た事なのに、出来ないのかって情けなさそうに言うんだもん…。何だかんだと僕だって学年1番なんだよ?でもダメなんだよね…。直ぐ比べられちゃうんだ…」

(それ…エグくて結構キツいな…)

「でしょ?未だ小学1年生なのに、信兄ちゃんに阿沙姉ちゃんと比べられても困るよ…。だからね、余りにも悔しかったからさ、何でも良いから2人を追い越して1番になりたかったんだよね〜。さっきカンちゃんが言ってた事が本当なら、やっと1個追い越せたんだね〜!やったね!」

(良かったな権坊。だからなんやな、その豊かな発想出来るのは…。今迄色んな事に挑戦して来たからなんやなぁ〜)

「ヘヘヘェ〜か〜もね〜…。あ〜でもさ、カンちゃんが驚いたくらい何だから、僕の瞬間的な爆発力を継続出来る様になれば、最強なんじゃ無い?」

(そら無理や…)

「無理!?えっ何で!?如何してそんな事言うの…?」

(あんな、権坊があの状態を続けてたらな、権坊の存在自体が危うくなんねん…)

「何それ…存在自体がって…」

(今の権坊は特殊な魂の状態やん、それ覚えとるよな?)

「うん、この世に干渉出来るんだったよね…。それが如何したの?」

(権坊が限界を超えた集中力によってな、魂の臨界点を超えてもうたんや)

「魂の臨界点?何それ…?」

(権坊を形造る為の魂の核みたいなモンが有んねんけどな、それがさっきの集中力によって、膨大な力を使う為に別モノに変わってもうてん…)

「僕を形造る核が別のモノ?…それって、僕が僕じゃ無くなるって事…だよね…」

(お利口さんやなぁ〜、直ぐ理解して…。せや、その通り何や。だからあの状態を維持しとったら、永い時を繰り返して来た魂の記憶ごと別んモンになって、2度と戻らん別の権坊になってたんや…)

「それイヤな話だけどさ、転生もしないって事にもなるって事?…」

(正にその通りや、それ程の変化が起こってん)

「そうなんだ…ちなみに聞くけど、その時の僕って如何な感じになってたの?」

(う〜ん…しいて言うなら…神や精霊に近いモンとでも言えばエエんかな?何にせよ、そんなモンになってもうたら、力尽きたら消えて無くなってしまうやろうなぁ…)

「そんな…」

(せやから継続しては止めときな?)

「うん分かったよ…。でもそうなるとさ、あの使者(いんけんやろう)と戦う時必要になると思うんだよね…。あの状態じゃなきゃ勝てそうにも思えないよ…」

(それはそうかも知れんけどな、それに変わるモン身に付けたらエエんとちゃう?)

「…そっか、そうだよね!それじゃ僕、頑張って何かもっと凄いの身に付けるよ!」

(せやな、ワイもおるんやから何とでもなるやろ!)

「だね!」

(ほなこの話は此処迄や、早よ外に出よ?)

「うん!」

(ほな、おまん等もワイの中に集合しとき!)

そう言って、結界を壊す為に出ていた魂達を取り込む。

(ゲップ…食い過ぎた…)

「カンちゃん、久々の外だね〜!」

(おいコラっ!ワイのボケに突っ込まんかい!)

「?」

(?やないやろ!今ボケたのに!)

「何をボケたの?」

(…エエわ…。説明したらボケや無くなるし、オモロないからな…。ワイは権坊のボケツッコミ入れてんのになぁ…せやから天然さんはコレやもんな…)

「良く分かんないけど大丈夫?」

(はいおおきに…さっ出よか…)

哀愁を漂わせるカンちゃん。

そして現世ではほんの数秒だったのだが、修行場に居た日数は軽く2ヶ月間だったから、外に出られる嬉しさで、また勢い良く飛び出す権也。

(!!!)

出口付近で感じる、重く禍々しい気配にカンちゃんは、いち早く権也に防御膜を何重にも張る。

そのおかげで、権也は外に出るなり消滅から救われたのだった。

何者かに攻撃を受けた事も分からない権也。

吹き飛ばされて、初めて攻撃されたのだと気付く。

「えっ…何…?何が…」

(しっかりせえ!権坊!あん使者(アホ)が其処におるやないか!)

カンちゃんに言われ、やっと気付く権也。

「何で此処に居るんだよ!?使者(いんけんやろう)!」

「こんな所に隠れて居たとはな…。チッ!撃ちし損じたか!本当手間の掛かる奴等だな…」

そう言いながら、幾つもの黒い矢を放つ使者。

その矢に撃ち抜かれたら、即消滅してしまう程の威力が有った。

それを全て躱しながら落ちている石を拾い、使者に向けて風の付加を加えて放つ権也。

弾岩風滴(だんがんふうてき)!」

(何や、これにはちゃんとした技名有るんかいな?)

「うん、これは元々前の僕達が使ってたモノだからね」

(なる程なぁ〜)

「でもこれじゃ、効き目無いよね…」

(せやな…)

「さっきのあの術使うには集中する時間が掛かるから、他ので時間稼ぎしないと…」

(ワイが何とかって言いたいがな、今のワイやと足止めにもならん…済まん…)

使者の攻撃を躱し続けて、弾岩風滴を連発しながらも、何か手は無いかと必死に考える。

だが良い案が思い付かない…。

取り敢えず

「ドドーンバンッ!」

続けて

「グルグルギュッ!」

を使うが、ドドーンバンッは、使者に着く前に掻き消され、グルグルギュッも、動きを止める事は出来ても、締め切る事が出来ない。

其れならばと、使う順序を変えて確実にヒットさせる為

「グルグルギュッ!」

使者の動きを止め

「ドドーンバンッ!」

と攻撃する。

今度は上手く行ったのだが、やはり効果は無い。

だが、未だ動きが止まっている使者に

「グルグルハムスター!」

を放つのだった。

だが

「貴様は何がしたい?そんなお粗末なモノなど、私に効く筈が無いだろう?」

と、悠然としていた。

「ケネラよ…貴様は本当に未熟なガキなのだな…。王族の恥晒しにしかならぬ者だな…」

そう言って、グルグルハムスターを打ち消す使者。

その言葉にカチンと来たのだが、意図も簡単にグルグルハムスターを打ち消された事によって、言い返す事も出来ないままの権也だった。

(何やとワレ!こんカスが!ワイがシバいたるわ!)

キレたカンちゃんが、使者の体に空間の裂け目を創り出し、使者を分断する。

だがそれも全く効果は無く、何事も無かったかの様に

「何だ今のは…ケネラ、お前がやったにしろ、何の効果も無いぞ?」

と、下卑た笑い声を上げながら言うのだった。

「如何しよう…」

(どないする…)

その時

ーケネラ王子!我等が身代わりになります!ですからその間に、あの術をお使い下さい!!ー

と、魂達が願い出る。

「ダメ!それは絶対ダメ!」

ー何を言ってるのです!そんな事言ってられない状況なのですよ!?ー

「だからダメだって!!」

ーダメだとは何故です!?ー

「あの術も効果が有るか分からないのに、そんな事させられないよ!それに失敗したらさ、皆んなの魂がまた使者(いんけんやろう)に取り込まれるかも知れないじゃん!…後、皆んなには楽しく居て欲しいんだもん…辛い事させたく無いんだもん…」

ー…ケネラ王子…ー

権也の、他人を思い遣る心にまた触れて、魂の状態なのに胸が熱くなる感覚と、涙が流れる感覚を覚える魂達だった。

「此処迄くだらぬ奴が王族の者だとはな…。遊びにもならぬだろう…一思いに消してやろう…。そら、私からの慈悲だ!消えるが良い!!」

何処が慈悲なのだと思うのだが、使者の翳した掌に集中する凝縮された力の凄まじさに、動く事も出来ない権也だった。

「如何しよう…何か、何かしないと!」

必死に策を巡らす権也なのだが、焦りから何も思い付く事が出来ない。

消滅させる為に凝縮された力が溜まり切って、権也に向けて放たれそうになった時

ドオォォォーーーン!

轟音をたてて、異空間から使者に向かって一撃をかます何者かが居た。

「グワアアアアアアーーッ!」

その者の攻撃により、凝縮された力は霧散し、ダメージを負う使者。

「な…何故お前が…此処に…」

驚きを隠せない使者。

そして権也も同じく驚きながら

「お…お父さん?…何で?…何で此処に!?」

其処に居たのは聖司だった。


権也の危機に突如現れた聖司。

権也だけでは無く、何故か使者も驚きを隠せない様だった。

驚く権也を守る様に、真っ直ぐ使者に向かい立つ聖司だった…。


第53話 飛び出せ権也! 完

早くも使者が登場しましたね。

しかも聖司迄。

今迄平和な権也達でしたが、次話では如何なるのでしょうかね?

では次話をお待ち下さいませ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ