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輪廻家族 〜五千年の怨恨呪詛 呪われた家族の輪廻の旅〜  作者: 喜遊元 我可那
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権也とカンちゃん編 3

第52話 カンちゃん勘違い


神木のウロに権也専用の修行場が創られ、その中へ楽しそうに入る権也。

解放された魂達の助けを得て創られたその場所は、以前の富士の麓に在る洞窟の中に設置されたモノよりも、遥かに優れたモノだった。

修行場の中では時は流れるのだが、現世では全く時は進まず、止まったまま。

更に使者や使者が創り出した怪物に見付かる事が無い様、幾重にも厳重に結界が張られていた。

以前の修行場は、ピカさんと前世の権也達が共同して創りあげたにも関わらず、使者に見付かってしまった事を踏まえて、カンちゃんの要望により、更に強力な結界を施して有ったのだが、それによっての弊害が有るとは、未だ気付いてないカンちゃんだった。

権也はただ楽しく修練が出来ると思うだけで、その他の事など気にしていなかった。

そんな状態で、魂の器と力を使える様に、権也の魂の耐性の底上げを開始する。

「ねぇカンちゃん、魂の底上げってさ、如何すれば良いの?分かる?」

(そやなぁ…先ずは権坊のその幼さをどないかせんとアカンのとちゃう?)

「えっ?僕の幼さ?」

(せや、言っちゃ悪いが、権坊のその無鉄砲ぶりはアカン…。さっきもそれで痛い目におぅたやろ?)

「…確かにそうだね…」

(取り敢えず、しっかり考えて行動出来る様にせな、後々キツい目に遭うで?)

「うん…」

(更に言えばな、権坊だけやったらまだえぇけど、権坊が勝手な行動して他の家族に迷惑掛けたらどないする?そん時に、大事な家族が怪我したり、下手したら命落としたりしたら…最悪やろ?)

「…そうだよね…」

(せやから先ず権坊は、我慢としっかりモノを考える事覚えなな…。今迄の権坊見てたら、如何も直感力に頼り過ぎとる感じやし、それもしっかりコントロールせなアカンかもな…)

「結構する事多いね…」

(アホッ!多いねちゃう!こんなん誰もが大人になるにあたって、身に付けて行くモン何やで?正直言わせて貰うけどな、権坊はオモロさと楽しさを追求し過ぎやねん!それにあん使者(アホ)のせいで、付加された事によって幼児化されとんねん…。今はその付加がノ〜なったけど、ノ〜なる迄の付加によって幼児化されたのは未だ残ってるさかい、本気で気張らな底上げ出来へん…)

「うん分かった…。頑張るには頑張るけど、でも如何やって我慢とかしっかりしたモノを考える力を身に付ければ良いの?」

(それは任しとき〜!ワイがちゃんと用意したるさかい、権坊はそれをひたすら反復して練習せぇ〜)

「了解〜!」

(ほな、先ずは学問用意するから、お勉強タイムで頭の中をお利口さんになっとき)

「何か既に嫌なんだけど…しかもその言い方…バカにしてる感じに聞こえるけど…」

(このアンポンタン!それがアカン言うとんねん!こんなモンくらいで、ブーブー言うとったら話にならんがな!ワザと小馬鹿にした言い方でも、軽くスルー出来へんかったらアカンやん!勉強もしっかりせな、考える力付かへんやろ?ちゃうか?)

「……そうだね、今度こそ分かったよカンちゃん!僕頑張るね〜!」

(オッシャ!其のイキや!ほな先ずは計算問題集と机出したるから、しっかり勉強しいや〜)

「は〜い!」

机と問題集を出し、勉強をさせるのだが

「ねぇカンちゃん、僕これ読めないよ?何て書いてあるの?」

(あぁん?何やて?それ数字の拾と淕やないか、そんなモンも分からんのかいな…?)

「ねぇそれってもしかして、今居るこの時代の数字なの?」

(この時代…?あっせやった、権坊の時代の文字とワイの知ってる時代の文字、違ぅとったな…悪い、直ぐ作り直すよって…)

直ぐ問題集を正して渡すのだが

「ねぇカンちゃん、この漢字読めないよ…」

(何やと?…アッチャ〜、普段使う文字も違うみたいやな…済まん、ワイも勉強不足やったみたいやわ…。悪いけどちょい権坊の記憶覗かして貰うけどえぇか?)

「良いよ〜」

(ホンマ済まんなぁ…さてどれどれ…)

[おおおおぅ!こりゃ権坊には無理やな…。これだけ書体が違うとったりすりゃ〜理解すんのに、時間掛かんなぁ…。信やんや阿沙はんなら、ギリ分かるやろうけど…権坊には未だ無理やな…。護都詞のじっ様や弥夜のばっ様なら、未だ直ぐ分かるやろうけど、オトンとオカンも難しいかもなぁ…]

(待たせたなぁ、取り敢えず権坊の時代の字に変えたさかいに、こんでいけるやろ…。どや?)

「うん、ちゃんと分かる様になったよ」

(せやったら良かったわ。ほな頑張ってな〜!)

「OK〜!え〜っと、これは…こうで…この問題は…」

(ほな保護したモン等、打ち合わせ通りに遊びまくんで〜!エエなぁ〜?)

ー…分かりました。で、我等は何をして遊ぶのです?ー

(せやなぁ〜、双六でもしよか?)

ー双六とは?…ー

(サイコロってモン振って出た目だけ進む遊びや。先に最後のマスに着いたモンが勝ちって簡単な遊びやねんけどな、途中のマスに指令も設けてるさかい、その指令に従うって権坊の時代のルールに合わせて遊ぼうと思っとる。まぁ深く考えんと、実際にやったらオモロイから先ずはやってみ〜)

ー分かりました…ではー

「ちょっとカンちゃん!僕も遊びたい!」

(アホンダラァーッ!それをグッと我慢するのが今回の目的や無いか!こっちに気ぃ〜取られてしまわん様にせな、魂の底上げ出来んやろ!…取り敢えず先に言うとくわ、こんな感じのを何度も繰り返すからな、こっちに気ぃ取られん様になる迄、先ずは頑張らな!それが出来たら、後でちゃ〜んとご褒美やるさかい、ワイ等の事気にならん迄頑張ってな?お願いやで?)

「…うん…分かった…」

(おぅ!それでこそワイの主人、権坊や!しっかり気張り〜!)

「…うん!頑張るよ!カンちゃん!」

(頼むで〜!)

その後、遊びたい権也を何度も叱り付けては、勉強に集中させるカンちゃん。

ただ途中から、保護した魂達との双六が面白くて熱中してしまい、カンちゃんと魂達も権也の事をすっかり忘れてしまっていた。

「カンちゃん…ねぇカンちゃん!」

(何や権坊、どないしたん?)

「何しっかり楽しんでるのさ…。僕取り敢えず出された問題集は終わったよ?」

(あれっ?何時の間に…こりゃ失態失態…)

「ずるいよ〜!僕も遊びたいのに、カンちゃん達だけ遊んでさ!」

(何言うとんねん!ワイ等が白熱してても気にならんくらいに勉強に集中出来とった訳やん。其れが出来たっちゅ〜事は、そんだけ底上げ出来てるって事やん?ちゃうか?)

「…何か納得いかないけど…。ただカンちゃん達が僕の事忘れてただけなんじゃ無いの?…」

(ちゃうよちゃうちゃう!なぁ、おまん等もせやろ?)

ーそそそ、そうです!決して貴方様を忘れてなどいません!ー

「本当かなぁ…」

(せ、せやった!ご褒美やらなアカンかったな!先ずは権坊に1個やらなアカンな!ほれ、これ!頑張ったご褒美や!)

直感力に長けた権也を誤魔化す為に、素早くご褒美の飴玉を渡す。

「飴玉?これがご褒美?」

(せ、せや?…これな、特別な飴玉やねんで?)

「特別?ねぇそれ如何言う事なの?でも何だか特別って聞くとさ、ちょっと興奮するよね!」

(せやろ?これな、本来なら魂の状態やと食べ物食べても、ただ食べた気になるだけやけど、ちゃんと味も分かるし、権坊の魂の力の回復にもなる効果が有んねん。どや?凄いやろ?)

「それ本当!?」

(ホンマや!ささっ、遠慮せんと食うてみ〜)

「うん!……本当だ〜!甘〜い!…あっ!疲れも消えて来たよ!」

(せやろ?これワイ等で特別に作ってん。こいつ等も権坊の役にたちたいって、沢山頑張って作ってくれてんで?)

「嬉しい!ありがとうね!皆んな!」

[良かった…何とか誤魔化せたわ…]

(えかったな、権坊が喜んでくれて、ワイ達も嬉しいわ)

「エヘヘ〜」

(ほな次の課題やな)

「えっ?もぅ次始まるの?」

(当たり前やがな!今度は違う問題集出すさかい、その間ワイ等は宴会するけど、権坊はさっきの要領で問題集終わる迄は、気を取られたらアカンからな?)

「えー!?それ拷問じゃん!」

(アホタレ!それがクリアしたらまたちゃんとご褒美用意しとくさかい、サッサと頑張って終わらし!今の権坊なら簡単に出来るやろ?)

「分かったけど、出来たらご褒美がどんなのか教えて欲しいんだけど…。分かったらモチベーションも上がると思うんだけど…」

(それは内緒や、今分かってもうたら、気に食わんモンやったら、逆にモチベーション下がるやろが?)

「…だよね、それじゃ聞かないで頑張るよ…」

(その方がええ!さっ次はこれや、読者感想文。この本を読んで、ちゃんと感想文書くんやで?)

「う〜〜…本を読むの苦手なんだけど、頑張ってみるよ」

(ほなこれ、次も頑張ってな!)

「は〜い…」

(ヨッシャ〜!おまん等宴会や〜!!)

ーはい!ー

保護された魂達も、先程のカンちゃんとの白熱した双六で、初めは王族の者を差し置いて、楽しんでも良いのかと躊躇っていたのだが、今ではすっかりケネラ王子の存在を忘れて、普通に楽しんでいたのだった。

それも仕方が無い。

長い間使者に囚われて使役されていたのだから、生前の時の様に笑える事が嬉しくて堪らなかったからだった。

カンちゃんは、権也の魂の力の底上げと同時に、魂達の安らぎをも与えたいと思っていた。

その事を何となくでは有ったが、権也も分かっていたから勉強しながらもチラチラその様子を見てはとても嬉しく思い、そして仲間に入りたいと思いながらも我慢していた。

そのおかげか、権也の魂の器や力に対する耐性が、大幅に増大していた。

「カンちゃん、作文書いたよ」

(何や、えろぅ早いやないか!もぅ終わったんか?)

「何言ってんの?結構時間掛かってる筈だよ?ただ単にカンちゃん達が楽しくて、時間が経った事分かって無いだけなんじゃないの?…」

(そ、そんな事…)

「嘘付きはダメ!」

(はい…オモロくなって普通に楽しんどりました…)

ー…我等もです…王子の事を忘れてしまってました…何とお詫びをしたら良いのか…ー

「それなら良かったじゃない!皆んな楽しめたんでしょ?良かったね〜!少しでも楽しいと思わないとね〜!だって長い間、辛い思いしてたんだものね…」

(権坊…)

ーケネラ王子…ー

カンちゃんと保護された魂達は、権也が此処迄慈しんでいてくれてた事がとても嬉しく、無垢で優しい権也を守る盾となる事を、改めて心に誓うのだった。

カンちゃんは権也が自分の主人で良かったと、保護された魂達は権也を主人として従える事が、これ程にも嬉しいモノなのだとも、思えていた。

(権坊、嬉しい事言うてくれるやないの。そのお礼も兼ねて、ほれご褒美のお菓子や)

「カンちゃん、僕それ要らないよ」

(ん?何でや、要らんてどないしたん?何時もやったら欲しいって言うとったやないかい?それやのにホンマどないしたん?…あっもしかしたら、さっきあげた飴ちゃん不味かったんかいな?)

「違うよ…。ただそのお菓子、皆んなの魂の一部を使ってるんでしょ?違う?」

(権坊!おまっ…何でそれ分かってん!?)

「そりゃ分かるよ…。だって今の僕は、魂の状態なのに味がしたんだもの。本来ならしない筈だって言ったでしょ?以前ピカさんにご馳走出して貰った時でさえ、食べた気にはなっても味は分からなかったし、力が増す事も無かったんだもん…。でも今回の飴食べたらさ、しっかり甘い味はするし力が漲るのって如何考えてもおかしいんだもの…」

(…そっかぁ…良ぅ気ぃ付いたな〜。こいつ等がな、権坊の役に立つのならって言うて、自ら進んでしてくれててん…)

「やっぱりそうだったんだね。でもね、それはもぅしないでよ!嬉しいけど嬉しく無いから…。それを続けていたらさ、皆んなの存在が無くなってしまうでしょ?だから止めてよ…」

(権坊…)

ーケネラ王子…ー

またしても権也の純粋な心に触れて、権也への想いが強くなるカンちゃん達。

その時、カンちゃん達に更なる変化が起こる。

魂の存在感が強くなり、カンちゃんの力が強くなるだけではなく、魂達の存在感も力強くなり、この修行場である空間を圧迫する程に力に満ちていた。

主人と決めた者に対し、強い想いが芽生えただけで、此処迄存在感や力が増幅するとは思わなかったカンちゃん達。

その圧迫していた溢れる力が権也に流れ込み、権也も魂の力が増加する。

「カンちゃん!?これって如何言う事?どんどん力が漲って来るんだけど…」

(ワイもこんな現象初めてやさかい、メッチャ戸惑っとる…。こんなんホンマ初めてや…)

ー魂となった我等迄もが、これ程存在感を増すとは思ってもいませんでした…驚きです…ー

(っておい権坊!おまんの魂の底上げ完了しとるやないか!)

「えっ?それ本当?」

(ああホンマやで!何してかは分からんけど、キッチリ魂が成長しとる!…いや…そっか…権坊に足りへんかったんは、ワイ等の想いやったんかもな…。権坊だけが頑張らなアカン訳や無かったんやな…済まんなぁ、気付いとらんで…)

「カンちゃん、それは別に良いじゃない!僕が頑張れたのは、皆んなのおかげだもん!だから気にしないでよ〜。気にしてたらつまんないでしょ〜?」

(ホンマ、権坊のその明るさには救われるわ…。どれ、そろそろ外に出てもエエ頃やろ。1度外の様子でも見て、近くに使者(アホ)の放ったモンがおらんかとか、調べとくわ)

「うん、お願いねぇ〜」

(ほなちょっと待っててな………ありゃ?……んん?…)

「如何したのカンちゃん?」

(いや大した事あらへんよ?ただちょっと外の……マジかい!嘘やろ!?何でなん!?)

「えっカンちゃん、本当に如何したの!?」

(…ヤバい…ホンマにヤバいわ…。外の様子が見えへん…)

「ん?…それって、如何言う事?」

(余りにも強力な結界を施したせいで、完全に外と遮断されとるわ…どないしよ…)

「んん?それが如何したの?何がいけないの?」

(外に…出られん…)

「ええっ!?出られないって…マジで言ってるのー!?」

(…済まん…ホンマや…。更に言えばな…向こうでは時が止まっとるっちゅ〜ても、いきなりワイ等の存在が感じられんかったと、神音はんを通じて権坊のオトンにしれたら、何かしらの行動しよると思うねん…)

「えっ?如何して其処にお父さんが出て来るの?何かしらって言ったけど…」

(あんな、ワイ等宝具を通じて其々に危機が迫った時にな、神音が権坊のオトンに助けを知らせる手筈になっとんねん…。そんでオトンが助けにやって来るかも知れへんねん…)

「それ、メッチャお父さんに迷惑掛かるよね!?お父さんも神音を探さなきゃいけないのに…」

(せやねん…だから焦っとるんよ…。早よせな権坊のオトンに迷惑掛かるし、幾ら外の時間が止まっとる言うても、僅かながらは進んどるから、知らなアカン外の様子も分からんのも厳しいし、何より此処から出られんから、如何やって出るか考えなアカンからな…)

「色々有り過ぎて、目が回っちゃう…僕追い付かなくて分かんないよ…」

(それホンマかいな!?)

「うん…全く如何したら良いか何も思い付かない…。誰か良い案無い?」

(こんな時こそ、権坊の直感力が頼り何やのにホンマかいな!?)

「そうだよ…?」

(それホンマかぁー!あーどないしよ〜!)

この時初めて、権也の直感力が万能では無い事を理解するカンちゃん。

更に、自分が頼んで創らせたこの修行場の結界の弊害も、同時に理解して焦る事しか出来ないカンちゃんだった。

(ハハ…足掻いてもしゃ〜ない…寝よ…)

「はぁ!?何言ってるのカンちゃん!?」

(こんな時は焦らず、良い案浮かぶ迄ボ〜ッとしとったらエエねん…)

「…それって、ただの現実逃避何じゃないの?…」

(グサっ…イタイ…イタイわ…その言葉…。でもしゃ〜ないやん!今如何こうしようとしたかて、何も出来へんもん!)

「…確かにそうだよね〜。それじゃ、皆んなでお休みしようか?」

(せやな、ダラダラしとったら、何か良いモンでも浮かぶやろ…。それ迄ダラダラしとこ…)

「そうだね、それじゃ皆んな好きな様にするって事で、今はお休みタイムを楽しもう〜!」

(ヨッシャ!気張ってダラけんでぇ〜!ほなお休み!グー…グー…)

「あ…本当に寝ちゃった…。それじゃ僕もネムネムしとこ〜!お休みね〜…」

権也も即眠りに付くのだった。

ー我等は一体…如何すれば…ー

指示を出す者が2人共寝てしまった事で困惑する魂達…。

取り敢えず起きる迄見守る事と、何か良い案がないかと考える事にしたのだった。


阿沙華の時とは違い、ただ自由に過ごす権也。

これといった危険も無い為、今の状況を楽しむだけの権也とカンちゃんだった。

時が止まっているとはいえ、まもなく訪れるカンちゃんに関する出来事が、間近に迫って来ているとは、知らないままで…。


第52話 カンちゃん勘違い 完

終始、平和な感じの内容になりました。

次話ではこのまま平和な感じに、話が進むのでしょうかね?

では次話をお待ち下さい。

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