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輪廻家族 〜五千年の怨恨呪詛 呪われた家族の輪廻の旅〜  作者: 喜遊元 我可那
身に付けるモノ身に付ける時
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第27話 先へ


信康の尊い行いに泣き暮れた者達は、新たな決意を胸に、前に進もうとしていた。

その中聖司が

「先ずは謝らせて貰えないだろうか…信康をこんな目に遭わせたのは、元はと言えば、俺が心を閉ざしてしまったから…そして、そのことによって皆んなに、しなくてもいい、辛い思いをさせた事を謝りたいんだ…」

信康を抱きかかえ、頭を下げ、ただ謝る事しか出来ない聖司。

その聖司の肩に、ポンっと手を乗せ

「聖司よ、信康に立てた誓いは、心の底から想った事なのだろう?皆んなもそれを分かっているから、謝る事より、先ずはその誓いを果たす努力さへすればいい。だからもう謝るな…そうだろ?皆んな…」

護都詞がそう言って、一同を見る。

一同の誰もが、無言で頷き返すのだ。

それを見た聖司は

「父さん…皆んな…済まない、そしてありがとう…」

聖司は、小刻みに震えながら頭を下げ深謝する。

弥夜が1つ確かめたいと

「聖司…今回で貴方、3回目だったのだけれど、今迄とは違うカタチで、心閉ざしてしまったけれど、今回はどうして閉ざしてしまったの?…これだけは貴方本人じゃ無いと、理解が出来ないのよ…言いたくなければ無理に言わなくてもいいけれど、信康の事も有るのですから、出来れば知りたいわ…」

それは聖司の親として、聞きたい事でもあったのだ。

聖司は抱きかかえる信康の顔を見て

「ここではなく、場所を変えて話すよ…ここじゃ落ち着いて話も出来ないし、ちゃんとした場所で、信康を休ませたいんだ…」

「そうね、分かったわ。それじゃいつも食事をしている場所に行きましょう。そこなら木陰で信康を休ませてあげられるからね…」

そうと決まり、一同は場所を変えるのだ。

木の葉のクッションに、信康を寝かせ、少しでも崩壊を遅らせる為に、権也の提案で光のローブを纏わせる。

光のローブの力により、時間の進行が遅くなったのが分かった。

ボロボロと崩れ落ちていた皮膚が、崩れなくなったからだ。

流石権也の直感力だと感心する。

これで一安心だと思った聖司が、今回の閉した成り行きを説明する。

「情けない話なんだが、俺には心を閉ざす()があるみたいなんだ…。2回目以降も、実は閉ざしそうになってしまう事が、何度も有ったんだ。その度に、対処法として、考えるのをやめる癖も身に付けてしまったんだ。勝ち気な俺だと思われてるだろうけど、強く見せる事で保たれてるような、本当はそんな小心者なんだ。生きてた時も、何度も繰り返してきたけど、その度に、皆んなが俺の心を癒してくれて、助かっていたんだ…。だけど今回は、本当に色々あり過ぎて、自分がした事も含め、知らず知らずのうちに限界が来てたんだと思う…。父さんや母さんは、俺の2度目の時の事知ってるだろう?その事を後から聞かされた夕香達も、理解してくれたらいいのだけれど、辱めに遭わされた時、人に見られる事が、屈辱と恐怖としてトラウマになって残ったんだよ…。情けないけど、トラウマは消せないままなんだ…。異空間で、夕香に向け愛の言葉を囁いた時も、夕香と…キ…ス…した時も、人に見られたと思ったら、トラウマが甦って…」

夕香とキスしたと言った時は、少し顔を赤くしモジモジする。

「いつもは家族の皆んなによって、そのトラウマを癒して貰えてたのだけど、今回はその家族がさ…トラウマの再発の発端になってしまったから、気付けば心閉ざしていたんだ…。正直、最後の権也のトドメはキツかったよ…。だけど、1番キツいのは、俺の心の弱さなんだ…本当情けなくて…許せない…」

聖司は、包み隠さず話すのだが、その事により、家族が罪悪感を抱くと分かっていたから、1番悪いのは自分だと、心の弱さが招いたのだと言いたかった。

「俺のメンタルの弱さ、情けないよ…。もっと笑って済ませられる、心の強さを持ってれば、こんな事にならなかった筈なのに、信康だけじゃ無く、皆んなにも辛い思いさせずにいられたのに…。本当に申し訳ない…」

自分を悔やみ責める聖司に

「…そうだったのね…私達こそ、聖司に謝らなくてはいけないわ。特に私とお父さんは、夕香さん達とは違い、過去を知っていたのだから…」

弥夜がそう言うと、護都詞も

「本当にそうだな…済まない聖司…。トラウマになっていたなんて、夢にも思わなかったから、悪ふざけをしてしまったよ…。だがよく考えれば、分かる事なのになぁ…馬鹿者だな私は…」

自分を責める、護都詞と弥夜。

その2人に夕香は

「今、自責の念にとらわれても、過ぎた事を悔やんでもしょうがないですよ、お義父さんお義母さん…それに聖司さんも…。キツい事言いますが、今は信康の言ってた先に進む事を1番に、考えてくれますか?あの子もそれを望んでる筈ですから。その中で、あの子を助ける術を見つけ出し、元に戻しましょうよ。ですから反省はしても、後悔をするのは後にしましょう?私と子供達も、そう思ってますから…」

夕香の両側に、それぞれくっつく阿沙華と権也が、夕香の言葉に頷く。

夕香の最もな意見を聞き、夕香の言う通りだと思った。

「叱ってくれてありがとう夕香、またウダウダ同じ事の繰り返しをして、前に進む事出来なかったよ。そうだよな!反省はしても、後悔はしない努力をしなければいけないよな!そう心掛けるよ」

「私もそうする努力をするわね、夕香さん…」

聖司に続いて弥夜も誓う。

「私だって同じ気持ちだ!誰にも恥じぬ様、精一杯頑張ろうじゃないか!……フフッ、夕香さん…貴方は強くなったな…。何時も自分の気持ちを抑えて、その優しさで皆に接して、何も言わずにいたのに、自分の気持ちをハッキリ言うだなんて、今迄無かったのになぁ…。夕香さん、貴方も母親として、妻として、成長したのだね…嬉しく思うよ…」

護都詞が穏やかに笑って言う。

「お義父さん…はい、私強くなりました!これからも、もっと強くなれる様に、頑張りますね!もぅ誰も傷付かない様にする為に!…ですからご指導の方、宜しくお願いしますね、お義父さん、そしてお義母さんも…!」

これ以上ない程の笑顔で、自分も強くなると宣言するのだった。

だが聖司からすれば、天然も強くなってしまわないか、不安が込み上げる。

なんせ魂の状態の時に、夕香を怒らせて、怒れる天然の恐怖が身に染みていたからだ。

出来れば天然だけ、無くして欲しいと思うのだ。

その考えを阿沙華に読まれてしまい、阿沙華が夕香に気付かれぬ様、渋い顔をして細かく顔を横に振るのだった。

ムリ諦めて!と…。

そのやり取りを見ながら護都詞が

「さて、信康に頼まれてるからな…恥じぬ様にしないと。ところで聖司、信康からどれだけの記憶を貰ったのか、分かるのなら教えなさい」

「信康から貰った記憶は、所々抜け落ちているんだ。信康が、記憶を失っていく事も、勿論知ってるよ。どうやら生きてた頃から、度々あったようなんだ…」

阿沙華が

「それってどのくらい前なの?私、言われるまで、全く分からなかったから、本当に驚いちゃった…」

誰もが同じ意見だったが、権也は

「僕思うんだけどね、信兄ちゃんが記憶失ってきてたの、多分帰りが遅くなった頃からだと思うよ…」

また直感力が働いた様だ。

それに驚く聖司が

「本当に凄いな!権也、お前のその力!正にその通りなんだ。遅くなってた日は、家に帰る事を忘れてたり、時には部活の時、息をする事を忘れた事もあったみたいなんだ…」

「息をしない!?聖司、そんな事が有り得るか!?その記憶、本当に信康の記憶なのか?」

護都詞が有り得ないと、聖司に聞き直すが

「それが本当なんだよ父さん…それが度々有ったみたいで、何度も溺れたそうなんだ…。その度に助けられてたみたいだけど、俺達に知られたくないから、毎回誤魔化してたみたいだ。けど、その誤魔化しにも限界を感じてたみたいだよ…」

聖司から聞かされた信康の事実は、一家にとって、とても衝撃的な内容だった。

「私ったら、あの子がそんな時からその症状だった事に、気付かずにいました…あぁ気付かないなんて、ダメな母親ですね…」

「そんな事言ったら、家族皆んなもそうだよ!お母さんがダメなんじゃなくって、信兄ちゃんが隠すの上手過ぎただけなんだよ…単純で分かり易いって言った私ですら、気が付かなかったもの…」

阿沙華は、誰も気付かない程、信康の隠し通すのが上手かったのだと言って、皆んなも気に病むことは無いと伝えたかったのだ。

「それよりも、お母さんがさっき言ってた、後悔するのは後にして、力の使い方とかを知らないと」

そう言って、光の球を一同の前に出す。

光の球は、一定の高さで浮遊する。

「そうだったわね、後悔は後!では玉ちゃんに教えて貰いましょうか」

夕香がネーミングした玉ちゃんに、いちいち"光"のを付けなくても良いかぁ〜と、一同すんなり受け入れたのだ。

浮遊した光の球を囲む様に集まり、信康の頼み通りに、護都詞が進行していく。

「取り敢えず、私達は力のコントロールを身に付けて、富士の麓迄行かなければならないのだが、玉ちゃんから知るべき事を調べる役目だが、阿沙華、信康の次に観察力と洞察力が優れてるから、その役目頼めるかな?」

阿沙華は

「勿論そのつもりだったよ、信兄ちゃんからも頼まれてるからね」

「それじゃ早速で悪いが、直ぐにでもやってもらえるかい?その間に私達は、コントロールの習練をするか、玉ちゃんに残されてるだろうと思う、自分の持つ力の事を調べる事にするよ」

「うん分かったよ、お爺ちゃん。それじゃ始めるね」

そう言って、阿沙華は光の球に触れ、記録と記憶を調べ始めるのだった。

初めて記録と記憶の解析をする阿沙華は、余りにも多い情報量に、信康の凄さを知る。

(信兄ちゃん、こんなにもある記録の中から、よく情報を整理していたわね…凄過ぎるよ…。信兄ちゃんから説明されて、ある程度理解してたつもりだったけど、私には、この中から最適な情報を見つけ出すのは、とてもじゃないけど出来ないよ…)

分析力と、観察力に優れていると自負していたが、信康には及ばない事を痛感するのだ。

(でも負けてられない!今私しか、出来るのがいないのだから!やり切ってみせるからね!)

自分を鼓舞して、再度記録と記憶を読み取るのだった。

そこに権也がやって来て

「阿沙姉ちゃん、ちょっといい?」

いっぱいになってる阿沙華だったが

「えっ何?どうしたの?…ちょっといっぱいいっぱいになってるから、ちゃんとした対応出来ないけど、それでも良い?」

本当は、対応出来ない程だったのだが、信康が何時もしていた事を思うと、自分も出来る様にならないとと、頑張って対応をする。

「阿沙姉ちゃん、スッゴイ量の記録と記憶でしょ?驚くよね!僕、信兄ちゃんに玉ちゃん渡された時、1度見てみたんだけど、メッチャ多くて驚いたもん。でもね、信兄ちゃんがしたのかなぁ?似た様な記憶だけの記録が有ったんだよね。それが不思議で、阿沙姉ちゃんに調べてもらいたくて、聞いてみたの」

阿沙華は、自分が未だ気付いてない事なのに、権也の直感力が見つけたものなのだと理解し、更に自分がどうすれば良いのかと、悩んでいる事を直感して、知らずの内にヒントをくれてるのだと思った。

「権也、貴方って本当に凄いわね!正直、私にはどうすれば良いか分からなくて、悩んでたんだぁ…。あんたの事だから、知らずにヒントくれたみたいだけど、ありがとう!おかげで何とかなりそうよ!」

「?そうなの?よく分からないけど、僕役にたったんだ!それじゃ、調べるの頑張ってね!僕風とお話ししてるから」

「えっ?風とお話し?あんたそれ出来る様になったの?」

「うん!何となく話してる事、分かる様になってね、さっきも話ししてた」

権也の直感力の急激な増し方に、ひたすら驚愕する阿沙華。

そこで1つの案が思い付く。

「権也、悪いけどお願いしたい事あるんだけど、頼まれてくれる?」

「何?それ僕に出来る事?」

「うん出来る事!ってか、あんたにしか出来ない事なの」

「そうなの?…それってどんな事なの?」

「お父さん達に、その風の声聞ける様に教えてくれる?出来れば理解し易く。それと、もう1つお願い。嫌じゃ無ければ、私の手伝いもしてくれたら助かるんだけど、それもお願い出来るかな?」

「分かった良いよ!それじゃ先ずお父さん達に、やり方教えてくるね〜」

「ありがとう!お願いね!」

権也は阿沙華に頷くと、そのまま聖司達の所に向かい、権也なりに分かり易く説明するのだった。

何時もは、抽象的な表現が多い権也だったのだが、今回は

「風の歌や言葉を聞くにはね、風から聞こえる音を真似するといいよ。そうしたら、段々と歌に聴こえてきて、その内話し声がしてくるから。その話し声も真似するとさ、何を言っているのか分かる様になるよ」

と、簡単ではあるが、理解し易く説明する。

聖司達は直ぐさま実践し、権也の言われた通りにしてみる。

すると

「おお…なる程…これが精霊の声なのか…」

と、護都詞が呟く。

「精霊?…そう言えば、信康の記憶に精霊ってのが有ったな…これの事なのか…」

聖司も理解した様だった。

弥夜と夕香にも、精霊の声が分かり、嬉しそうに微笑む。

それを見届けた後、直ぐに阿沙華の元へ向かう権也。

阿沙華は、聖司達が権也のレクチャーを受けてる間も、自分なりに記録と記憶を仕分けていた。

そこに権也が戻り

「阿沙姉ちゃん、僕も手伝うね〜」

「あっちはもぅいいの?」

「うん大丈夫!お父さん達、直ぐ分かってくれたみたいだから、僕こっち手伝うよ」

「そう、それならお願いね!私が仕分けしたのをチェックするか、あんたの直感力で、どれを選べば良いかを教えてくれたら助かるわ。出来そう?」

「分かった、それじゃやってみるね〜」

こうして、2人は記録と記憶の仕分けと解析をする。

権也の直感力で、気になるものを幾つかピックアップして貰い、それを分析し、幾つかのカテゴリーに仕分けし、それを更に解析していく。

権也が加わった事により、記録と記憶の解析が、面白い様に進んでいくのだった。

そこで阿沙華は、ある事に気付くのだ。

「えっ…ウソ、マジ?…これが本当なら最悪なんだけど…」

苦虫を噛み締めた様な顔をする阿沙華に、権也が

「どうしたの阿沙姉ちゃん?…すっごく険しい顔してるよ?なにか、かなり重要な事分かったの?」

と、不安そうに聞くので、直感力の優れた権也に直ぐバレるだろうと

「幾つか分かった事あるの、全ては無理だったけど、今知るべき事は、大体分かったと思うの…。ただその1つがね、あいつに関する事なのよ…それを確かめる為には、今直ぐ富士の麓迄行かないといけないし、信兄ちゃんを元に戻さないと確かめられないみたい…」

「えっ?かなり切羽詰まってる感じなの?…それに信兄ちゃんを元に戻すって、戻すやり方分かったの?」

「…切羽詰まってるのは確かなんだけど、その前に信兄ちゃんを戻すやり取りは、一応有るんだけど…それをするには、富士の麓の洞窟に作られた修行場に行かないと、信兄ちゃんを元に戻せないのよ…」

「そうなんだ。それならお父さん達呼んでくるよ、それからどうするか決めようよ、阿沙姉ちゃん」

「そうね…それじゃお父さん達呼んで来てくれる?」

「分かった!直ぐ呼んで来るね〜!」

そう言って聖司達を呼びに向かう権也。

程なくして、阿沙華の元へやって来る聖司達。

「権也から少し聞いたが、信康を元に戻せるのかい?」

聖司が聞くと

「完全には戻せないかも知れないけれど、ほぼ戻せると思うの…。ただ…その為に今直ぐにでも、富士の麓の修行場に行かないと、戻せられる部分が少なくなって、完全から程遠くなっちゃうの…」

と、阿沙華は焦るように言う。

「それなら今直ぐに出発しよう!善は急げだ!」

護都詞が意気込んで言うが、阿沙華は

「そうしたいのはやまやまなんだけど、信兄ちゃんをどうやって運ぶか、皆んなの力のコントロールが何処迄身に付いたか、不安定な要素があるから…」

と不安気に言う。

それを聞いていた聖司達も、そうだなと黙ってしまう。

その時権也が、1人1人に“ギュッ!ギュッ!”と言いながら抱きく。

突然何をしてるんだ?と、困惑していたら

「これで大丈夫!皆んな上手くいくからね!」

何の根拠もないのに、何故か上手くいく気がしてきたのだった。

弥夜が

「権也、何をしたの?」

「へへへっ、皆んなの不安を取り除いたの!だから大丈夫だよー!」

夕香が

「そうなのね、ありがとう〜」

「うん、それじゃ行こうよ!」

権也が明るく答えた。

阿沙華は

「そうね、信兄ちゃんは、私と権也で運ぶわ。何故かその方が上手くいくような気がするから」

それを聞いた聖司は

「それじゃ信康をお願いするよ、頼むな!」

「「うん!」」

阿沙華と権也が同時に返事をする。

それを聞いた聖司が

「それじゃ行こう!早く信康を元に戻す為に!」

その言葉を聞くなり、精神を統一し始めて、風と一体化していく一同だった。


権也の助言により、安定して風と一体化する事が出来るようになっていた聖司達。

後は、信康を阿沙華と権也が、風と一体化させて、富士の麓へと向かうだけだった。

風は今、富士に向かってと吹いている。

その風に乗って進めばいいだけだ…。


第27話 先へ 完

次話で、いよいよ富士に向かいます。

阿沙華と権也が活躍してきました。

後は、聖司達大人組が、何処で活躍するかですね。

では次話をお待ち下さい。

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