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航空ショーの空を見あげて

作者: まえとら

アフターバーナーの轟音とともに航空ショーの戦闘機が加速して離陸していく。


祖父に連れられて、小さい頃の私は航空ショーで戦闘機のかっこよさと美しさに魅了された。

戦闘機は兵器だが航空ショーの時はエンターテイナーとして飛ぶ。

曲技飛行隊が編隊を組んで煙幕で大空のキャンバスに描いてみせる。アクロバット飛行。ハイスピードの迫力。

高度な飛行技術で人々に感動を与えてくれる。


説明アナウンスとともに懐かしい映画の曲がBGMとして会場の基地に流れた。



祖父が使っていたカメラを今では私が譲り受け使用している。脇をしめカメラを構え、ファインダーをのぞくと。

幼い頃の私の姿が見えた。これは祖父の視点からの景色だろうか。

ファインダーを空に向けると。あの日見たハートが空に描かれている。


カメラをおろし肉眼で空を見あげると。ハートが空に描かれていた。



私は今。この基地の広報係として働いている。

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