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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十七章 異界のバカンス旅行
563/616

563.友の気配り(ファルミア視点)

お待たせ致しましたー








 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆(ファルミア視点)









 カティが凡ミスをしてしまった。しかも、ピッツァに関して。


 どうかしたのかしら? 何かが起きて?? だとしたら、考えられることはひとつ。



(……ゼルとのことだわ)



 あの子がピッツァに影響を及ぼすほど、恋愛初心者だからそちらの気持ちがふくらんだりしたのかもしれない。別に会話をするのは普通だけど……何か特殊なことでも言われた?


 可能性としては……もしかして。



(……呼び出し?)



 皆の前で、ゼルでも言いにくいことは……きっと、恋愛事について。


 その可能性は非常に高いわ!! あの人、カティに関しては激甘以上にゲロ甘だもの!! リュシアとかセリカが……まあ、獰猛な相手らにペロンと食べられちゃ、当てられでもするわ。リースは私が今妊娠中だからキスで我慢してくれているけど。



(……きっと、カティはそれを予想してど緊張たのかしらん?)



 だったら、あれくらいの凡ミスをしてもおかしくないわ。カティは前世を含めて何もかもが初めてだもの。私は……前世はそこんとこ遊んでたわ。こっちではリース一筋だから改心したものね。


 とは言え、今ここで下手にカティを刺激したら意味がないわ。エディやリュシアに告げたらデバガメ間違いなし。絶対絶対邪魔はさせないわ。



(……お菓子わざと作って、そっちは抑えておくから)



 様子見しつつ、そんな作戦を立ててエディらの気を引くことに決めた。


 最愛の親友の一大事よ? 絶対ムード満載で幸せに満ちたものにさせるんだから!! ゼルがそれを出来るかちょっと心配だけど……カティなりに満足しているとこもあるから、それは大丈夫かしら?

次回は火曜日ー

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