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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十七章 異界のバカンス旅行
551/616

551.意識されてた(セヴィル視点)

お待たせ致しましたー








 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆(セヴィル視点)










 カティアに避けられている。


 何故なのか、がわからない。しかし、特別怒っている様子でもなんでもない。


 なら、どうして俺を避けているのだろうか?


 わからないでいるが、カティアにもう一度訳を聞くのに声をかけようとしたのだが。



「ゼル〜」



 ユティリウスが何やら意味深な笑顔で俺に近づいてきたのだ。



「……なんだ」

「不機嫌丸出しだねぇ? なになに? 君もカティを誘ったの??」

「……誘った?」

「あれ、違った?」

「いったいなんのことだ??」



 意味がわからずにユティリウスに問い返せば、何故か肩を軽く叩かれた。



「いや〜。サイノスがアナに夜の誘いをしたらしいんだよ。だから、カティと君もそれを知っててっきり」

「……………………そう、か」



 全く頭になかったわけではないのだが、カティアはファルミアあたりから言われたのだろう。そして、俺を過剰に意識してしまった。


 ……なんて。



(これ以上愛らしい姿を見せるな!)



 未経験だが、俺とて男だ。


 閨事の教育は座学程度しかないが……エディオスらのように済ませている奴らよりは劣って当然。


 しかし……もしその夜になれば、全身全霊でカティアを愛するつもりではいる。


 カティアが妙齢の女性となった今は特に!



「ま。ずっとギクシャクしてたらしんどいだろうから、早いこと話し合いなよ」

「…………ああ」



 そのためにはカティアを捕まえなくてはいけないのだが。


 絶妙に避けていくので、なかなか確保出来ないのが歯痒い!!?

次回は月曜日〜

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