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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十七章 異界のバカンス旅行
541/616

541.納得できない(フィルザス視点)

お待たせ致しましたー








 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆(フィルザス視点)










 ……本当に、そっくり。


 水鏡で自分の顔を映したんだけど、本当に……ほんとーに、目の色以外クロノ兄様そっくり過ぎるんだけどぉ!?



(じい様と兄様達、何してくれてんの!? そりゃ、元々似てたけど!!)



 僕は浜辺に一人出ていて、改めて自分の今の身体を確認していた。一晩の夢じゃない……それは神である僕にも当てはまることだった。


 何度確認しても、僕の身体は人間で言う青年くらいになってたし……顔は狭間の神であるクロノソティス兄様に瓜二つになってた。色合い以外は。


 流石に声は兄様と違うけど……今までの子供っぽさから、青年のそれに変わっていたんだ。


 シア……ディーシアと一緒になるためとは言え……ここまで姿形変える必要ある?!



(そりゃ、シアも成長して綺麗になってたけど)



 僕の妹。


 僕の番。


 僕だけの女の子。


 兄妹の結婚だなんて、神だから許されているし……事実婚は他の兄弟親類の神々も普通だ。


 だから、それは疑問に思わない。それについては。



「だからって、この姿はないよ!?」



 シアが兄様と僕を間違えたりはしないと思うけど……個人的にショック。いや、だいぶショック!!


 綺麗やかっこいい部類ではあるけど……嫌なんだ!!


 もっとかっこよくて男前にして欲しいのに、似てる部類に寄せるってどう言うこと!?



「……とりあえず、鬱憤溜めても意味ないや」



 今は今でバカンスを楽しもう。


 カティアの方も、身体が変化したことで慣らさなきゃいけないからね。ピッツァ作りとかでフォローに回れるところはしっかり手伝おう。


 先に洞窟から出てきてたファルのとこに、僕は手伝いに行くことにしたよ。

次回は土曜日〜

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