538.のんびり昼寝-①
お待たせ致しましたー
◆◇◆
お腹いっぱい、パンツェロッティを食べた後は。
昨日のような洞窟イベントは、また何か起きてからでは危ないので却下と言うことになり。
純粋に、全員で洞窟の中に入ってお昼寝するという平和な休息をすることになりました。カーペットとかの敷物はサイノスさんや四凶さん達が運んでくれるので、僕らとかは手ぶらでいいそうです。
「さ、着いたよー!」
フィーさんがそう言うと、指を向けたところは天然のプラネタリウムみたいに綺麗な場所だった。昼間なのに、差し込む光が少ないからか薄暗い。なのに、魔鉱石の光の反射のおかげでとってもキラキラした空間だ。光も星あかりのように優しくて目に痛いとかは感じない。
「ふゅぅ!(きれー!)」
「ねー! ……ここでお昼寝していいんですか?」
「いいのいいの。お腹いっぱいだし、のんびりしようよ」
と言うことで、テキパキと敷物が広げられたら……スペースは大きいからと、フィーさんはクラウを抱っこして他は御名手同士でペアが自然と決まり。
僕はセヴィルさんに抱き寄せられてから、ごろんと寝ました。間近にカッコよくて綺麗な御尊顔があると、とってもドキドキするけど……それ以上に安心感もあって。
お腹がいっぱいなのとパンツェロッティの仕込みで疲れもあったせいか、セヴィルさんに軽くキスされたらすぐに寝ちゃいました。
次回は木曜日〜