530.夜のディナーに
お待たせ致しましたー
◆◇◆
とりあえず、色々……ほんと〜に、色々あり過ぎたんだーけーど!!
バカンスの楽しみはまだまだ続く!!
何せ、まだたったの『一日目』だからね!!
夜は、夜でファルミアと僕とでたっくさんのお料理を作りますよ!! 昼はピッツァだったけど、夜もピッツァ!!
「魚介たっぷりのピッツァですよ!」
貝類。
エビ。
魚の切り身はもちろん。
イカもどきもご用意!!
特にイカスミピッツァには、皆さん驚かれましたが。まあ、普通そうだよねぇ?
「「食えんのか!?」」
「「食べれるのぉ!?」」
「か、カティアさん!?」
「た、食べられるんですか!?」
とまあ、全員叫んじゃったわけです。
「美味しいわよ? 麺類でも出来るし」
「「「「「えぇえ!?」」」」」
「イカスミパスタ美味しいよねー?」
作り方はわかってるし、お城に戻ったらイシャールさんに教えてあげようかなあ? その前に、この体になったからめちゃくちゃ驚かれるだろうけど。
「……美味いな」
静かにしてるなあって思ってたら、セヴィルさんがイカスミピッツァを食べてた。甘いよりしょっぱい寄りだから、気に入ったかもしれない。
「ありがとうございます! もっと食べてください!」
「ああ。今言っていた麺の方も気になるな……」
「材料さえあれば」
「あるよー?」
と言ってたら、気になったのか食べていたフィーさんが収納の魔法からパスタを取り出してくれた。種類はスパゲッティより、平打ちの生麺だった。多分……合うかな。
ファルミアと頷き合い、パスタの方も作ってみることにした。イカスミの方は、四凶さんが追加でイカを獲ってきてくれたので全員分作ることに。
捌いたりしていると、ピッツァを囲んでいた他の皆さんは恐る恐る手を伸ばし、ひと口食べてくださると。
「「「美味い!?」」」
「美味しい!?」
「美味しいですわぁ!!」
と喜んでくださったので、絶対美味しいパスタを作ろうと意気込むことが出来た!!
次回は月曜日〜