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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十七章 異界のバカンス旅行
526/616

526.神の成長-②(フィルザス視点)

お待たせ致しましたー








 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆(フィルザス視点)











 あーらら、あらら?


 カティアったら、多分ファル達からの助言をもらっただろうけど……随分と素直になっちゃって。もともと裏表のない性格だけど、今はもっと可愛いらしいや。


 まさか、セリカやファルに負けず劣らずの美少女にまでなるとは思っていなかったけど。


 身体付きもバランスが取れてて、顔立ちも一級品。


 とくれば、エディ達が懸念してる通り……セリカの帰還時のような、ばーかな子達が炙り出せるだろう。セヴィルの御名手(みなて)だと発表した後くらいで。


 僕だって容赦しないし、全力で立ち向かうよ?


 僕の成長にも助けてくれたカティアを傷物にしようだなんて……絶対許さないからね。



(しかし、僕も成長かあ?)



 じい様やシアのところから、黑に戻ってきたことで服装は正装になっていたけど。


 皆が驚くくらいの成長具合が、どれだけか魔術で作った鏡で見てみれば。


 思わず、『げ!?』って声を上げてしまった。



「フィー?」



 エディがこっちに来てくれたけど、僕は鏡をすぐに消して砂を思いっきり蹴った。エディには当ててないけど。



「なんでなんで!? 目の色以外、クロノ兄様そっくりなわけぇ!?」

「あ? 俺は知らねぇけど、他の兄貴に似てんのか?」

「……前もそうだったけど、余計に似てる」

「自分で変えられねぇのか?」

「……じい様の許可ないと無理だと思う」



 何してくれたの、じい様にクロノ兄様!?


 これ、シアにも喜ばれるのぉ!?



「ま、いいんじゃねぇの? 前より神らしくね?」

「気軽に言わないでよぉ」

「嫌なのか?」

「……ある意味苦手な相手に似てるんだもん」



 美しいだろうけど……これは嫌だよぉ。


 さらに砂を蹴っても意味がないのはわかっているから、僕は諦めて服装を水着に戻した。


 笑いのために金色を選んだんだけど、エディが余計に笑ったから腹いせに軽く殴った!

次回は水曜日〜

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